カンヌ映画祭で女優賞に岡本多緒さんが受賞したそうです。我が国では初だとか。
国内ではあまり知られていない女優さんですが、彼女を起用した濱口監督が有る意味評価さるのでしょうね。
この国で造られる映画、過去には世界で評価される作品も多く造られていましたが、昨今の映画業界は、そんな姿勢も失せたのでしょうかね。
昨年話題となった「パーフェクトディズ」、役所広司さんが主演した外国人監督が造られた作品です。しかしこの映画も、国内のシネコンではあまり上映されなかった。つまり観客が入らないからでしょう。
例えば小生が行くシネコンで、今上映されている映画タイトルを見てみると、「スターウオーズ」「プラダを着た悪魔」「グランドイリュージョン」「ひつじ探偵団」の4本が洋画。一方邦画はと言うと、「ミステリーアリーーナ」「正直不動産」「君のクイズ」「SAKAMOTO・DAYS」「人はなぜラブレターを書くのか」「ドラえもん」「コナン」「スーパーマリオ」です。国内作品では3本がアニメ、それ以外の映画は、まさしく主役在りきの作品です。まあさほど高い評価を得られる作品とは思えません。(私の主観ですが・・)私の知人には、「コナン」しか見ないと言う人さえいます。
シネコンは収益を求める場所ですから、やはり多くの観客を望める作品が中心になるのは当然だと思います。それは何処のシネコンも同じでしょう。
今回カンヌ映画祭で話題になった作品は、果たしてどこで観られるのでしょうかね?
池袋に「シネロサ」と言う映画館が有ります。ここでは多くのマイナー作品が上映されています。一昨年の日本アカデミー賞の最優秀作品賞を獲った「侍タイムスリーパー」は、この映画館一館からスタートした作品です。
私が望むのは、儲け主義一方で無く、良作品が見られる場所を、より多く広げて欲しいものです。この国の映画業界には、それが欠けているように思えてなりません。
