この国の報道の在り方が基本なのだろうが、パリ五輪が終わり、メダリストたちも帰国した。そしてテレビ等でもその姿が見られる様になった。小生が危惧するのは若いメダリストたちへの対応だ。中には15才なんて人も居る。彼ら彼女らはまだまだ人間形成の途上だ。人としてもまだまだ未熟。そんな人達をやたらと褒めそやすマスコミが気になる。

 

彼らが思い違いする事が怖いのだ。いい年した大人が過ちを犯そうと、それはそれで自業自得だ。だがまだまだ未熟な彼らに、真の価値を教えるのは大事だ。金メダルを取った事で人間思い上がった場合、だれが責任を取るのか? 周囲が凄い凄い・と何度も繰り返せば、人生経験の少ない彼等が、ある意味勘違いしても可笑しくは無い。

 

過去冬季五輪のスノボーで名を売った女性アスリートが、その後新聞等でお騒がせした。大事なのは受賞後、人間としてどう生きていくかだ。そして多くの人の手本になるか・・だろう。まだまだ人間としての入り口に差し掛かったばかりだ。間違っても勘違いさせてはならない。メダルを取るまでの努力、そして頑張ったその姿勢に皆は拍手を送っているのだから。それを十分理解して欲しい。マスコミの人々にお願いしたい。手放しで褒めるのだけは止めて欲しい。そして彼らの成長を見守って下さい。決して勘違いだけはさせないでね。