誰もが思っているだろう国会議員の思考、裏金問題では、意図して行ったとされる不記載、これを単に訂正すれば許されると言うこの考え方、バレなければそのまま通してしまう悪癖が罷り通る世界、また今回の麻生氏の発言を始めとした国会議員の失言問題もある。

 

「一度口に出したら終わりだよ、だから十分考えた上で言わないとね?」

 

これが私達の世界で言われる常識です。自分の言った事に、すべて責任を持たなくてはいけないのだからね。しかし国会議員は違う。「発言を撤回します。」これで全てが許されると思っている。そんな理屈が通ると思っている処に、国民との乖離が有る訳だ。発言によってその人の人間性が問われる。これまで多くの議員が、いわゆる「失言問題」でその籍を追われている。その事実を誰も理解していないのが寂しい。(理解しているのかもしれないがね。)

 

「実るほど、首を垂れる稲穂かな」、有名な言葉だ。偉くなるほどに頭が低くなる・・、人はこうあって欲しいものだが、国会議員の先生たちの頭、低いのではなく軽い様に思えるのは小生だけか?

 

自分より上の人には土下座も辞さないが、目下には「あんた、頭悪いね?」だからね。

謝罪会見の姿勢を見れば良く判る。深々と頭を下げるのは偉いからではない。悪いと思ったからでしょう。ならば、よくよく考えた上で発言しましょうよ。田中真紀子さんが言いました。「国会はまさに伏魔殿」、一度足を踏み入れると人間おかしくなるのかね。