過去記事転載シリーズ125
2009年12月
「手を動かす/まずはファイナルファンタジーをやってみる」
手を動かす。
まずは手を動かさなきゃ。
「あぁ、単語なんてどうせ覚えられない」
「どうせ、一次関数の問題は解けないもん」
99パーセントの確率で君は手を動かしていない。
手が動いてないから頭だって動いていない。
本当にできるようになりたいなら、まず行動してみる。この場合はもちろん勉強。
まず「暗記のための努力をしてみる」。まず「一次関数について勉強してみる」。
99パーセントの確率で君は今やれることをやっていない。
君がこのとき何をしているかというと・・・
ただ単に「できないこと」に焦点をあてて嘆いているだけのだ。
たとえてみると、こうだ。
今、君はファイナルファンタジーというゲームソフトを持っている。
ソフトは本体に差し込まれることもなく、購入後、箱に入ったままで置いてある。説明書すら読んでいない。
そして君はこう叫ぶ。
「僕はどうせこのゲームはできない。やってもできない」
何を言ってるの?と思うかもしれない。
でもこれは、勉強で「できないこと」に焦点をあて嘆いている姿とうりふたつではないか。
じゃあ、その嘆きをどうやって解決するの?って聞かれたら、君は迷いなくこう答えるだろう。
「まずはそのゲーム(ファイナルファンタジー)をやってみる」
もう少しだけ続きがあるので聞いてほしい。
ファイナルファンタジーを10分だけプレイする。君は言う。
「やっぱりできないよ」「これでラストのボスなんて倒せない」
・・・当たり前だ。
ゲームを10分しかやっていなければ、レベル1もいいところ、旅立ってさえいないかもしれない。
ファイナルファンタジーは何十時間(それ以上?)もプレイしなければ、クリアなんてできやしない。
勉強でも同じことが起きている。
「やったけど覚えられない」「勉強したけど解けない」
本当にそうだろうか?
君は単語を暗記する際に、どれほど努力しただろうか?
1回書いただけ?1回読んだだけ?
一次関数の勉強に、どれほど努力しただろうか?
1回教科書を読んだだけ?1問問題を解いただけ?
ファイナルファンタジーなら何十時間もプレイするだろう。だからラストのボスまで辿りつけるのだ。
君の勉強はファイナルファンタジーよりも軽いものなのだろうか?
ゲームだって、時間も手間も結構かかるものだ。
勉強だって、そういうところは何も変わらない。
まずは手を動かさなきゃ、だ。
ここで述べた2つのことをおさらいしておこう。
1・できないという前に、まずはそのゲームに取り組むこと。
2・ゲームをちょっとかじったからといって、できないと決めつけないこと。
このことを忘れないでいてほしい。
いざ旅立ちのとき。
勉強というRPGで君の本当の力を見せてほしい。
(おわり)
2009.12
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