子どもが芽を虫眼鏡で観察

火曜日の夕方、皆様本当にお疲れ様です。本田篤嗣です。

 

 

子どもに宿題の解き方を聞かれた時、 子どもから何か相談を持ちかけられた時、 

 

私たちはつい、親切心から「こうやるんだよ」「こうすればいいよ」と、 

 

すぐに『正解』を教えてしまいませんか?

 

 

実は、この「良かれと思ってすぐに教える親切」が、 子どもの自ら考える力を、じわじわと奪っているかもしれません。

 

 

「シン・センセイゾウ」でお伝えしている関わり方の中で、 とても大切な概念があります。

 

 

それは、「教えない」のではなく、 「教え込まない(一方的に押し付けない)」という技術です。

 

 

「教えない」と聞くと、 「じゃあ放任しろってこと?」「何も指導しないの?」と 誤解されてしまうことがあります。

 

そうではありません。 

 

大人が持っている正解を、拡声器で子どもの頭に 無理やり流し込む(=教え込む)のをやめる、という意味です。

 

 

 

大人がすぐに「これが正解だよ」と答えを渡してしまうと、 

 

子どもの脳は、その瞬間に考えることをピタッとやめてしまいます。 

 

「自分で考えなくても、大人が答えをくれる」と学習してしまうのです。

 

 

これからの時代に必要なのは、大人の正解を流し込むティーチングではなく、 

 

子どもが自分の力で答えを発見するのを手伝うコーチングです。

 

 

もし、子どもから「これどうやるの?」と聞かれたら、 

 

すぐに答えを言いたい気持ちをぐっと堪えて、 こう問いかけてみてください。

 

 

「あなたはどう思う?」

 

 「どこまでは分かった?」 

 

「どこが怪しいと思う?」

 

 

大人が答えを教えるのを引き算し、 「問い」という光を当ててあげる。 

(背景のイラストのように、足元の小さな芽を、子どもが自分で発見するのを隣で見守るイメージです)

 

 

子どもは、自分の頭で必死に考え、 「あ!もしかして〇〇かな?」と自分で答えを見つけた時、

 

 脳が一番喜び、生涯使える「本当の思考力」を手に入れます。

 

 

大人の仕事は、正解の拡声器になることではありません。 

 

子ども自身の内側から、答えを引き出すこと。

 

今日から、安易に正解を与えるのをちょっとだけやめて、 「あなたはどう思う?」の問いかけから、始めてみませんか?

 

 

今日も一日、無理せずいきましょう。

 

本田 篤嗣

 

 

P.S. 

大人が「教え込む」のを手放し、問いかけによって 子どもの無限の主体性を引き出す。

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(おわり)

 

 

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#19 youtubeライブ配信の内容をまとめました。

 

動画URLはこちら

 

#19 「家庭環境のせい」という他責を捨て、子どもの未来を拓く大人の関わり方

【ライブ配信】シン・センセイゾウ

 

 

「家庭環境のせい」という他責を捨て、子どもの未来を拓く大人の関わり方:ブリーフィング・ドキュメント

エグゼクティブ・サマリー

本ドキュメントは、教育者であり、フリースクールや通信制高校の運営に携わる本田篤嗣氏による、現代の教育現場における課題とその解決策についての提言をまとめたものである。

現在の教育現場では、昭和モデルの価値観や指導法が根強く残っており、急速に変化する現代の子どもたちの特性との間に致命的な乖離が生じている。多くの教育者が直面する困難に対し、その原因を「家庭環境」や「親の育て方」に求める「他責思考」が蔓延しているが、これは教育者自身の成長と改善の機会を奪うものである。

本田氏は、子どもたちを「未熟な存在」として受容し、まずは教育者が現代の子どもの特性を深く観察・分析することを提唱する。信頼関係(ラポール)の構築を最優先し、トップダウンではない、場の力を活用した「新・センセイゾウ(新しい教師像)」を確立することで、不登校や発達障害を含むあらゆる子どもたちが安心して学べる環境を構築できると結論付けている。

 

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1. 現代の子どもの特性と教育現場の機能不全

現代の子どもたちは、かつての世代とは全く異なる感性や価値観を持って生きている。教育現場がこの変化に適応できていないことが、多くの問題の根源となっている。

子どもたちの現状と変化

  • 感覚の変化: 世代が下がるほど感性が鋭敏になっており、これまでの延長線上にある指導法が通用しなくなっている。
  • コミュニケーション能力の変容: リアルなコミュニケーション能力は一昔前の世代と比較して低下しており、大人側の深い理解と高度な関わりが必要とされている。
  • 鋭い洞察力: 子どもは、大人の「表面的な優しさ」や「言葉の丁寧さ」の裏にある本音や、根底にある古い価値観(昭和的な思考)を即座に見抜く。
  • パワー型への拒絶: 大声やテンション、根性論で押し切る「パワー型」や「熱血型」の指導は、現代の子どもたちには極めて不評であり、逆効果となる。

教育現場の滞り

  • 昭和モデルの固執: 学校の根底にある「上から目線の命令」や「トップダウンの構造」が、現代の子どもたちが最も苦手とする要素である。
  • 観察・分析の不足: 相手(子ども)がどのような特性を持っているかを分析せずに、旧来の手法を繰り返している。

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2. 「他責思考」の弊害と教育者の責任

教育現場で問題が生じた際、その原因を家庭や親に求める「他責思考」が、教育の質の向上を妨げている。

他責思考に陥るメカニズム

  • 自己防衛: 現場があまりに過酷であるため、教育者が自分を守るために「自分は悪くない、家庭が悪い」という思考に逃げ込んでしまう。
  • フィードバックの消失: 全てを他者のせいにすることで、自身の指導法や関わり方を修正する機会が失われ、成長が止まる。

本来あるべき教育者の姿勢

  • 自己成長の余地: 常に「自分にまだできることがあるのではないか」と考え、技術と知識をアップデートし続けることが、教育者の責任である。
  • 未熟さの受容: 子どもは経験も知識も少ない「未熟な存在」であることを前提とし、大人(教育者や社会)の責任として彼らを許容・サポートする姿勢が求められる。

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3. 「新・センセイゾウ(新しい教師像)」の構築

本田氏が提唱する「新・センセイゾウ」は、現代の子どもたちにフィットする具体的なスキルとマインドセットを指す。

信頼関係(ラポール)の構築

  • 教育の出発点は、学習指導よりも先に「信頼関係(ラポール)」を築くことにある。
  • このステップを飛ばして勉強や指導を押し付けても、現代の子どもには一切通じない。

「場」の力による教育

  • 個別のコミュニケーションを積み重ねることで、その場所自体が力を持ち始める「場作り」を意識する。
  • 適切な「場」ができれば、誰が関わっても、またどのような特性を持つ子が来ても、うまく機能するようになる。

推奨される指導者像

  • 繊細さと気づきの力: 大声で仕切る人よりも、些細な変化に気づける繊細なアンテナを持つ人が、これからの時代の「スーパーな先生」になる。
  • 脱・パワー型: パワーハラスメントと隣り合わせの「パワー型」ではなく、穏やかで真摯に寄り添うリーダーシップが求められる。

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4. 不登校・発達障害を起点とした教育改革

不登校や発達障害の子どもたちは、現代社会の歪みを最も敏感に感じ取っている「リーダー」であり、彼らを基準にした環境整備が全体の救いとなる。

項目

内容・分析

不登校の要因

社会の変化に子どもが適応している一方で、学校側が古いあり方を変えられない「学校と子どものミスマッチ」が最大の要因。

学校の責務

憲法に基づき、時代に合わせた適切な教育環境を提供し続ける責任がある。変化しないことは責任の放棄に近い。

発達障害・不登校児の役割

彼らは「今の環境の何がダメか」を身をもって発信している。彼らが満足し、学べる環境は、他の全ての子どもにとってもベストな環境となる。

実践による証明

現代の特性に合わせた「場」を提供すれば、他で行き詰まった子どもたちも楽しく通い、学ぶことができる。

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5. 教育改善のための具体的なアクション

教育の質を劇的に変えるために必要な、具体的なステップが提示されている。

  1. 徹底的な観察と分析:
    • 現代の子どもたちが何を好み、何を苦手とし、どのような価値観で生きているかを、先入観を捨てて観察する。
  2. 専門的な知識とスキルの習得:
    • 昭和の手法ではない、現代の子どもにフィットするコミュニケーション技術を学ぶ。
  3. 情報のアップデート:
    • メルマガやUdemy、書籍(Kindle等)を通じ、日本で最速レベルの最新の実践例と理論を取り入れる。
  4. 「先生喋りすぎ問題」の修正:
    • 一方的なプレゼン型(トップダウン)のコミュニケーションを改め、子ども側の声を聞く姿勢を持つ。

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結論

教育者が「家庭のせい」という他責を捨て、自らのあり方と技術を現代に合わせてアップデートすることは、単なる自己研鑽ではなく、現代の子どもたちに対する義務である。子どもたちの特性を正しく見極め、信頼関係を基盤とした「場」を構築することで、不登校問題の解決や、子どもたちの劇的な人間的成長・学力向上が実現可能となる。

 

子どもの未来を拓く大人の関わり方:新・センセイゾウ

 

 

Notebook LMにて作成

 

(おわり)

 

 

 

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毎日、子育てや教育の現場で奮闘されている皆様、一週間本当にお疲れ様です。 本田篤嗣です。

 

 

本日22:30から、YouTubeライブを配信します!

 

 

「あの子が荒れているのは、親のしつけが悪いから」

 

 「家庭がこうだから、何を言っても無駄だ」

 

 

そんな風に、子どもの言動を親や環境のせいにして、関わるのを諦めてしまっていませんか?

 

 

これは、私たちが無意識にやってしまう「他責の罠」です。 確かに家庭の影響は大きい。

 

でも、「環境のせい」にした瞬間、私たちは「自分の関わりで子どもを良くする可能性」をすべて手放してしまいます。

 

 

私は現場で確信しています。 

 

子どもは、今目の前にいる大人の関わり方(技術)次第で、いつからでも、いくらでも良い方向へ向かえます。

 

 

 

今夜は、大人の「他責」を手放し、

 

子どもの内なる主体性を引き出すための「具体的な関わり方」について、

 

皆様と本音で対話したいと思います。

 

 

 

 

家事やお仕事を終えてホッと一息つく金曜日の夜。 

 

お酒や温かいお茶を片手に、ぜひラジオ感覚でお気軽に遊びに来てくださいね。チャットでのご相談もお待ちしております!

 

 

▼22:30〜 配信会場はこちら👇

https://youtube.com/live/0nohp2sRpC4?feature=share

 

 

本田篤嗣氏、黒の服装と帽子で語りかける

 

 

(おわり)

 

 

 

まなラボスクール

 

 

信頼関係を築く大人二人のイラスト

 

金曜日の夕方、一週間本当にお疲れ様でした。本田篤嗣です。

 

SNSを開くと、時折目にする「モンスターペアレント」という言葉。 

 

学校の先生たちが「家庭の教育力が落ちている」「親が無理難題ばかり言ってくる」と、

 

嘆いている姿を見かけることがあります。

 

 

 

 

確かに、現場には対応に苦慮するケースもあるでしょう。 

 

 

でも、私はあえて、少し厳しい問いを投げかけたいのです。

 

「本当に、その親御さんは『モンスター』なのでしょうか?」

 

 

 

「親が悪い」と切り捨てて他責にするのは簡単です。 

 

 

しかし、不信感を募らせた保護者がクレーマーのようになってしまう背景には、 

 

ほぼ例外なく、教師(学校)側との「ラポール(信頼関係)の圧倒的な不足」があります。

 

 

人は、信頼していない相手から、 

 

「これがルールですから」「これが学校の正しさですから」と、

 

正論を盾に上から押し付けられたとき、 

 

「納得」するのではなく、自分や我が子を守るために「反論(クレーム)」せざるを得なくなります。

 

 

 

つまり、いわゆるクレーマーを生み出しているのは、 

 

親の異常性ではなく、

 

大人同士の間に「納得感」を作れなかった コミュニケーションのバグ(古いOS)なのかもしれないのです。

 

 

 

「自分の正しさ」を武器にして、相手を打ち負かそうとしていないか? 

 

 

相手を「説得」しようとするあまり、相手の不安を「無視」していないか?

 

 

これからの時代に必要なのは、 「学校 VS 家庭」という対立構造ではありません。

 

 

 

学校の先生も、親御さんも、 「子どもをより良く育てたい」と願う、

 

いわば「子どもの共同経営者(パートナー)」です。 

 

(背景のイラストのように、対立するのではなく、同じ方向を見て手を取り合う関係です)

 

 

 

まずは、大人の側が「正しい・間違っている」というジャッジを手放し、 

 

「お父さん、お母さん、いつもありがとうございます。最近どうですか?」と、 

 

フラットに関わること。

 

そこからしか、真のラポールは生まれません。

 

 

 

 

一週間、家庭でも学校でも、たくさんの「正しさ」の中で 戦い抜いた皆様、本当にお疲れ様でした。

 

週末は、誰かをジャッジする言葉をちょっとお休みして、 

 

自分自身を温かく労わってあげてくださいね。

 

 

 

今週も、ありがとうございました。

 

本田 篤嗣

 

 

 

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「正しさ」で相手を支配するのをやめ、 信頼関係(ラポール)を科学的に構築する。

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子どもにボールを投げる大人と子どものイラスト

水曜日の夕方、皆様本当にお疲れ様です。本田篤嗣です。

 

 

「うちの子、全然話を聞いてくれないんです」

 

 「生徒に何度言っても、言うことを聞かなくて……」

 

 

教育や子育ての現場で、 そんな風に悩んでいる大人の方に、 

 

今日は少し、耳の痛いお話をしなければなりません。

 

 

 

子どもが話を聞いてくれない時。 

 

実は、子どもに原因があるのではなく、 

 

「大人が喋りすぎている」ことが原因であるケースが、 驚くほど多いのです。

 

 

 

大人の仕事は「正しいことを教える(伝える)こと」だ。 

 

私たちは無意識に、そう思い込んでいます。 

 

だから、学校でも家庭でも、 「先生(親)のプレゼン発表会」のように、 

 

一方的に大人の正論を語り続けてしまいます。

 

 

気づけば、大人の発言が「9」に対して、子どもの発言は「1」。 

 

これでは、コミュニケーションではなく、ただの「一方通行の演説」です。 

 

現代の子どもたちは、この「大人の独りよがりな喋り」を ものすごく嫌います。

 

 

 

これからの時代、大人が本当に磨くべきなのは、 上手に喋るプレゼン能力ではありません。 

 

子どもの言葉をしっかりと受け止める「受ける技術(受容の技術)」です。

 

 

 

子どもが何かを言ってきた時、 大人の正論で遮らずに、

 

まずは「そっか!」と両手でキャッチする。 

 

(イラストのように、相手が投げたボールを大きなグローブで受け止めるイメージです)

 

 

現代の子どもたちは、 「自分の思いを聞いてもらえること」を、 

 

ごく普通のコミュニケーションとして求めています。

 

 

人気YouTuberでさえ、視聴者のコメントを丁寧に拾ってリアクションを返している時代です。 

 

目の前にいるのに、一切こちらのボールを受け取らず、 

 

自分の話ばかりしている大人(教師や親)は、 

 

子どもたちの目には、とても退屈で、信頼できない存在に映ってしまいます。

 

 

 

まずは、会話の比率を「大人5:子ども5」にすることを意識してみてください。

 

 

大人が喋る時間を半分に減らし、子どもが投げたボールをただ「受ける」。 

 

それだけで、子どもの瞳には「自分の話を聴いてもらえた!」という 知恵の光と、大人への深い信頼が灯り始めますよ。

 

 

 

今夜は少し、自分の「喋る時間」を引き算してみませんか?

 

 

 

今日も一日、無理せずいきましょう。

 

本田 篤嗣

 

 

 

P.S. 

勘やセンスに頼らず、体系的な「技術」として学ぶ コーチングベースの「受けるコミュニケーション(受容)」。

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