どんなに忙しい毎日を送っている人でも、衣食住のうち、避けて通れないのが「食」です。
健康な身体、美しい肌、ポジティブな心は、
バランスの良い基本の栄養素で満たされてはじめて作られます。
そして、「食」を大事にして自らを満たしてこそ、人には笑顔を向け、何事にもがんばれるのです。
忙しくて時間に余裕がなくても、工夫すれば、外食やインスタント食品ばかりに頼ることなく、バランスの良い食事ができますよ。
私の経験から、いちばん時間効率の良い方法をご紹介しますね。
忙しいあなたの参考になれば幸いです。
ポイントは次の5つ。
①食材の宅配
食材をスーパーなどで買い物するのは楽しいものです。でも、時間を優先するなら、宅配に切り替えましょう。
私は生協の個別宅配とラディッシュぼーやを利用しています。
生協は、食材だけでなく、生活用品も一緒に注文できるので。ラディッシュぼーやは、とにかく野菜が素晴らしいので。
たくさんの食材宅配サービスがありますので、ご希望の配達曜日や、どんな食材や商品があなたのニーズに合っているか検討して活用しましょう。
宅配に変えることで、重い荷物を持たなくてよくなり、行き帰りの手間も省け、レジの列に並ばなく済みます。
これで、かなりの労力と時間を節約できるのですよ。
②基本は冷凍庫
魚と肉は、基本的に冷凍を購入して冷凍保存しましょう。
冷凍しておくことで、料理に使うタイムリミットを気にする必要がなくなります。
生の新鮮な肉や魚を買ってきて、今日中に使わないと！明日が賞味期限だ！となるとストレスです。
生協などの食材宅配サービスは、はじめから冷凍で売られていて、適当な大きさにカットしてあるので、包丁いらず。魚もハラワタ処理済みです。これって大助かりなのですよ。
③勝負は朝
朝にその日食べる3食とも作ります。
ごはんは3食分炊きます。
この重労働が、寝て起きてすぐに始めると、元気を振り絞らなくても元気なので、驚くほどのパワーを発揮できます。
重要なのは、晩ごはんから先に作ること。
その次に昼ごはん、最後に朝ごはんです。
何故なら、仕事を終えて家に帰るころにはお腹がペコペコ。もし子供が小さくて保育園にお迎え後に帰宅となれば、ペコペコな上、クタクタ。それでも何とかして食べなければ！と、ホッと一息つくヒマもなくごはんを作らなければならない。。。
これこそ、仕事と子育ての両立において、最もストレスフルなことの一つです。間違いなく。
だからといって、外食やお惣菜を買って帰るとしても、その時間分、残りの家事が遅れるのがまた余計にしんどいのです。
毎日あがいてもがいて何とか踏ん張っているあなた、ほんとうにお疲れさまです。
そのストレスを朝いちばんに解決！
晩ごはんを朝いちばんに作ると、出かける前には完全に冷めているので、フライパンごと冷蔵庫に入れられます。帰ったら、温めるだけ。
これで、帰宅に向けたセカセカが消え、心に余裕ができ、ストレスが激減します✨
このストレスフリー度は、晩ごはんのどんな時短簡単レシピとも比になりません。
昼ごはんは、基本お弁当です。家族のお弁当と一緒に自分のも作ります。
それにより、職場の貴重なお昼休憩に、売店やコンビニに買いに行く時間を節約できます。
きちんとお昼休憩が取れず、空いた時間に休憩を取るような職場なら尚更、ランチがいつでも手元にあることで、仕事の区切りを余裕をもってできるようになります。
もし、家族のお弁当不要で自分だけなら、晩ごはんの一部をアレンジするだけで済みます。
仕事が遅くなることがわかっている日は、晩ごはんのお弁当も、少し取り分けて保冷剤をつけて持って行きます。すると夜の仕事効率が上がって早く帰れますよ。
朝ごはんは、例えば、具だくさんのお味噌汁と卵焼きとごはん。そしてフルーツ。
野菜、良質なたんぱく質、生きた細胞、炭水化物、を冷蔵庫の中と相談して、朝ごはんを3食のうちで一番大事にしましょう。
朝しっかり食べておくことで、仕事の集中力も仕事効率も高まります。
子供は、前向きに遊び勉強するための元気の源となり、お母さんの愛情を受ける心の肥やしにもなります。
心の肥やしといえば、子供のお弁当。
仕事が忙しいから作れない、と、子供に毎日食堂や売店に行かせていると、子供の心は荒んで行きます。お腹は満たされても心が満たされない。
キャリア女性の子育ては、子供との時間をどう取るかがネックです。その時間を愛情に変えて、お母さんの手作りお弁当が何倍にもして包んでくれます。
慣れれば、だいたい朝1時間ちょっとでできますよ。
あ、それから料理にはオリーブオイルかごま油を使います。何故かは前に記事にしています。参照して下さいね。
https://ameblo.jp/mrh6547/entry-12306756007.html
時短な上美味しく炊ける土鍋ごはんも。
https://ameblo.jp/mrh6547/entry-12314958705.html
④常備副菜
お弁当に、晩ごはんの副菜にと、重宝するのが常備副菜。
これはお休みの日にまとめて大量に作って冷蔵庫に常に入っているものです。だいたい1週間くらい持つものをレパートリー3つくらいあるといいですよ。
うちは、卯の花、きんぴら、ひじきの煮物。
それぞれ私のレシピでは、野菜たっぷりの具だくさん。メインが貧弱な時には、こっちがメインにもなりうるものです。お弁当のスキマ埋めおかずにも使えます。
レシピはまた別の記事にご紹介しますね。
⑤夜はどんぶり
晩ごはんはどんぶり！と決めてしまいます。
本来、夜は、寝るまでの短時間分のエネルギーだけでいいので、ご馳走を食べる必要はないのです。
すると、朝炊いたごはんを温めて、朝作って冷蔵庫に入れているおかずをフライパンごと火にかけて、ごはんの上にのせたら出来上がり。
常備副菜があればそれも。
どんぶりにする上のおかずは、和食、洋食、中華、と何でもアリです。思い当たらなければ、ネットで検索してみて下さい。お料理好きのブロガーさんがたくさん紹介してくれていますよ。
どんぶりはフライパンひとつで収まるので、洗い物も楽チンです。
朝いっときのことで、一日中、食についてのストレスフリーが叶い、トータルでは労力と時間の節約になり、その上、仕事効率も上がります。
家族の協力体制やライフスタイルが人によって違うので、あなたのスタイルに合った形にアレンジして是非やってみて下さい。あまりカッチリしすぎず時には手を抜きつつ。
健康な身体、美しい肌、ポジティブな心は、ちょっとした工夫と少しのがんばりで叶います。