健康な身体、美しい肌、ポジティブな心は、
バランスの良い基本の栄養素で満たされてはじめて作られます。
身体と心は繋がっている、とお伝えしているところですが、
「微笑みの実力」はこちら↓
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良い状態で繋がって、さらに美しい肌に導かれるには、何を食べて、何を食べないか、どの順番で食べるかを考えて、頭で食事を摂ることです。
頭で食べる、には、頭で作る。
どう頭を使うか、まず、イントロを。
口にした食べ物が消化されて身体の中で糖になると、膵臓からインスリンが分泌されます。
血糖値が急激に上がるような食べ方をすると、インスリンが過剰に分泌されます。
インスリンには血糖値を下げる作用がありますが、消費しきれずに残った糖を脂肪に変える作用もあります。
つまり、身体に脂肪が蓄積される、ということです。
このような食生活を続けると、太りやすくなる上、シミやシワの原因になって老化を早めます。
食生活の改善なしに、高価なサプリ、高価な美容液を使っているとしたら、ザルに水を汲むようで、全くもったいない、というものです。
さらに、カロリー制限や油抜き、炭水化物抜きなどでダイエットしているとしたら、、
目的の体重は落ちても、肌はガサガサでシワは増える、やめた途端にリバウンド。
健康で美しく生きるためのダイエットのはずが、これでは本末転倒です。
詳しいことは、ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタント エリカ・アンギャルさんの著書『世界一の美女になるダイエット』に書かれていますので、この本の引用と私のオリジナルを合わせて、簡潔にまとめてみますね。
ポイントは5つ。
① 低GI食
食べた時に血糖値の上昇が緩やかな食べ物のことです。( )内はGI値。60以下が低GI食です。
白米(88) より玄米(55)かおかゆ(57)
食パン(95) やフランスパン(95) より ライ麦パン(55)やオートミール(55)や全粒粉パン(50)
うどん(85) より蕎麦(54)
そうめん(80) より中華麺(50)
概ね、精製されていない食べ物が、血糖値の上昇が緩やかで、かつ、ミネラルも豊富です。
ただし、玄米が身体に良いかどうかについては賛否ありますので、私は玄米を購入して家庭用精米機で7分づき米にしています。
おもち(85)、ラーメン(73) 、コーンフレーク(75)、パスタ(65)を食べたい時は、他の低GI食を食べた後に引き続いて食べるなど、食べる順番を考えましょう。
肉や魚、豆類、卵、乳製品はオール低GIです。 野菜もサツマイモや葉物、フルーツもパイナップル(65) 以外はだいたい低いです。
ただ、ジャガイモ(90) は断トツ高く、ポテトサラダには要注意ですよ。
② 生きた細胞
生野菜、フルーツ、お刺し身など、生で食べれるものの中には、酵素が含まれています。
酵素は消化や代謝を助ける役割があります。
できれば食事の最初に摂りましょう。
外食でアラカルトを注文する場合には、初めに生のものを食べれるようにしましょう。
コース料理では、フルーツが最後の方に出てきますよね。前菜に生のものが入っていない時には、お願いすれば、フルーツを先に持ってきてもらうこともできますよ。
③ 良質の油
身体には水分が大事ですが、油分も同じくらいに大事です。
良質の油を摂ることで、血糖値を穏やかに保ち、脂肪燃焼率を高め、脂肪がつきにくい体になります。肌の潤いたけでなく、食事でとった栄養分が身体に浸透しやすくなり、透明度がアップします。
良質な油を摂るために、サラダ油をオリーブオイルとゴマ油に取り替えましょう。
割高ですが、お料理には大量の油を使います。その量を身体に悪い油のままにしておくなんて、恐ろしいことです。
冷凍食品やお惣菜、外食でも、コストを考えて作られたものは、安い、身体に悪い油が使われていがち。
オリーブオイルで自分で作ると間違いなく安心です。
外食では考えてメニューを選びましょう。
マヨネーズは大量の油でできているの、ご存知ですか? 私はオリーブオイルで自分で作ります。フードプロセッサがあれば3分くらいで、マグカップ1杯分もできますので、忙しい人にもオススメですよ。気分でニンニクやマスタードを入れると違った風味が楽しめます。
④ 良質のタンパク質
身体を構成する大事な血や肉を作るタンパク質。良質なものを摂りましょう。
卵はコレステロールが高いから1日1個まで、という言い伝え?がありますが、誤解です。
タンパク質が良質な上、肌や眼に効く抗酸化物質を含み、すこやかな髪や爪を作るのを助けるミネラルが豊富。
躊躇なく摂りましょう。
⑤ おやつ
3時のおやつにスイーツを食べるとどうなるか。
お昼ごはんが消化されて血糖値が下がったころに甘いもの、つまり高GI食を食べるということですよ。。
オススメのおやつは、ナッツ類、カカオ70%以上のチョコレート、ドライフルーツ。
良質のタンパク質、抗酸化物質とミネラルです。
私はお気に入りの小さな缶かんに、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、干しイチヂク、カカオ70%チョコを入れて持っています。
たまに差し入れにケーキを頂いたりして、食べなければならないときは、ナッツ類を先に口にしてからにしましょう。
ケーキや甘いものを食べたい時は、食事で血糖値が上がりついでに、引き続きのタイミングが良いですね。空腹の時はダメです。甘いソフトドリンクやアイスクリームも。
スナック菓子などで使われる油のほとんどはトランス脂肪酸という身体に悪いものです。身体に悪い上、中毒性が高く、麻薬のような作用もあるのですよ。食べてはいけません。
食習慣を変えるのは簡単ではありません。
でも、健康な身体、美しい肌、ポジティブな心を手に入れるには、頭で作り、頭で食べてこそ。
実践することにより、家族の身体と心の健康も得ることができます。
自分だけがつける美容液や、自分だけが飲むサプリよりもいっそう、家庭内社会貢献ですよね。
少しずつでも取り入れて、身体の内側から知的に磨き上げましょう。