【あらすじ】
立ち去ろうとするヌックスをアスペリア公が引き留めます。自分の体の変化の原因が新しい環境なのかヌックスなのか詳しく調べるために時間が欲しくて、金銭を用意したのだと言うのです。身体は売らないと言うヌックスに、体の一部を触らせて欲しいだけだとアスペリア公は言います。自分に何かして欲しいと言うわけではないから、とヌックスは承諾します。
二人は、ヌックスの寮の部屋に移動しました。お金の為とはいえ、自分が男といちゃつくことになるとはとしみじみ思うヌックス。マシな部位を考えた結果、手首を提案することにしました。
改めて自己紹介するヌックス。すると、アスペリア公は、『五のオーウィン』と名乗りました。本来の名前は、他の惑星の人々が発音に困るので少しずつ変えているのだと。オーウィン・アスペリアは、太陽系式なのだと言います。教えたばかりの自分のフルネームをオーウィンが口にすると、身体の奥深くを舐め回されるような不思議な感覚がヌックスを襲います。その感覚を断ち切るように、ヌックスは勢いよく立ち上がり、手首を差し出します。
オーウィンの手が手首に触れると、ヌックスはビクッと感じてしまいます。しかし、それ以上にオーウィンは感じて、あっという間にびしょびしょになるまで出してしまいました。そして、意識を失い、床に倒れ込んでしまいました。生態がよくわからないため救急要請し、回収されるまでにヌックスは手持ちの作業着に着替えさせました。
【感想】
マネーパワー
男娼扱いしやがって、って言ってたのにホイホイ身体貸してますね。アスペリア公の体の変化に関するヌックスの影響調査のためにヌックスに時間を割いて欲しいからその代金を用意した、ということなんですね。自分が非常識だとわかっているけれど、自分でも困惑しているんですね。環境かヌックスかっていう調査のためと言ってますが、本当にそうなのか大体わかっていながらヌックスに近づくためなのか怪しくはありますね。体の一部を少しだけ触らせて欲しいって、絶対エスカレートしますよね。先っぽだけ、って言って全部挿れるみたいなまずは小さい要求をのませるっていう、よくあるやつですね。
自分から要求したわりに、ヌックスの部屋に招かれたアスペリア公の可愛らしいこと顔を赤らめて緊張した表情で。部屋がふわっと明るく見えるのはアスペリア公ビジョンなのでしょうか。乙女チックだなぁ。キョロキョロしてるのもかわいい。日本式だと人様のお宅でキョロキョロするのはお行儀が悪いですけど、セレブどころじゃないアスペリア公だから、ね。お水を勧められた時の反応はなんなんでしょう。そう言えば、アスペリア公が物を口にするのを見たことがない気がします。
ヌックスのイチャイチャ想像シーンここまでの雰囲気だけだと、こんな感じですよね。乙女なアスペリア公をヌックスが抱き寄せる、みたいな。この後の展開が違いすぎるだけに、いいもの見せていただきました!第4話は数回読んでるはずなのに、あんまり記憶になかったのが自分でも意外です。
自己紹介で、アスペリア公が本来の名前の発音について話していますが、最新話(52話)で、ヌックスが「半分読めて半分読めなかった」って言ったのは、こういうことなんでしょうか。アスペリア公と呼ばれていることについての質問に丁寧に答えてくれるアスペリア公ですが、事実を並べただけで嫌味に聞こえるっていう
ヌックスもこんな初っ端からアスペリア公に反応してたんですね。本能的に。しかも自分で気づいて誤魔化してるのがかわいい
アスペリア公を回収したロボット、いいですね〜。AEDが多機能になって搬送までしてくれるみたいな。