【あらすじ】

月と地球の間に位置する衛星ウォールニス。ヌックス・エイト・ディストリクトは、そこの火星宇宙工学大学三年生です。地球では優秀な頭脳の持ち主だという誇りと自信に溢れ進学したものの、優秀な人材の溢れる宇宙の中ではそうはいきませんでした。資金不足のヌックスは、学校近くの宇宙船整備工場で働いており、勉強時間も限られていました。

成績発表の日、よくない結果と、仕事を首になるというダメージを負います。所持金は、600PUC。なんとかなるだろうかと思いながら歩いていると、楽しそうな他の学生達が目に入ります。その中心にアスペリア公と呼ばれる人物がいました。彼は、衛星ウォールニスだけでなく太陽系でも有名なアサンガ人です。アサンガ人が超空間移動技術を太陽系に伝授したおかげで人類は大宇宙時代を迎えることができたため太陽系ではアサンガ人に有効的です。彼は、惑星や衛星を多数所有する大富豪で、この学校にいるのは、地球復元研究事業関連の文化交流のためと言われています。超空間移動技術で宇宙を征服して巨万の富を築いたと言われるアサンガ人ですが、発達し過ぎて生命体としての基本的欲求を感じないらしいと囁かれています。

そんなアスペリア公を最近よく見かけるヌックスですが、今日もまた目があってしまいました。


【感想】

井の中の蛙だと自分を表現していますが、めちゃくちゃ苦学生ですね。お金の心配が全くない者たちのアドバンテージは関係なく、評価されますもんね。それは当たり前だけど、やるせないですよね。ヌックスの年齢はわからないけれど、このあたりの気持ちの折り合いをつけるの、大人だなぁ。

アスペリア公(オーウィン)とそんなに何度も出くわしてたんですね。しかも何度も目が合うってことは、お互いの存在に気づいていますね。しかも、アンドロイドみたいとヌックスが評したアスペリア公、頬を染めてヌックスに視線を送っていますドキドキかわいいラブラブ

後にアスペリア公がアサンガ人については詳しく説明してくれるのですが、第1話がこの話の設定を一番把握しやすい気がします。

しかし、地球復元研究事業がどんなものかは、シーズン1(第1〜50話)ではわかりませんでした。シーズン2が始まりましたが、これからわかってくるんでしょうか。