【あらすじ】

ある夜、性欲を持て余したイスは眠れずに秘蔵バイブで発散することにしました。四つん這いになって、自分で出し入れしながら、これが自分の求めていた感覚だと認識します。ジュンマンに突かれるのを想像しながらイキかけたとき、突然部屋のドアを開けてジュンマンが入ってきました。そのタイミングで、ジュンマンの目の前で絶頂に達してしまうイス。

取り乱したものの、開き直って、いつまで見ているのかと一喝してジュンマンを追い出します。

キム秘書からイスのゲイバー通いはジュンマンにバレていました。他の男と遊び回っていると思っていたジュンマンは、自分がまた襲われるよりはその方がマシだと考えていました。だから、自宅でイスが自慰に耽っていたことがショックだったのですが、艶めかしいイスの姿が忘れられません。

翌朝、気まずいながらも一緒に朝食をとる二人。毎日あんなことをしているのか、とジュンマンから話を振ってきます。男一人口説けずに道具に頼るなんて、と腹を立てるジュンマン。気にいる相手がいないからだと言うイスに対して、自分のモノも舐めたじゃないかと言い出します。気に入っても思い通りにできないと言うイスに対して、やりたいならやればいいと言うジュンマン。散々ゲイを治すと言っておきながら今更男とやれと言うジュンマンに、イスの中で何かがプツっと切れました。


【感想】

後にもでてきますが、イスってとんでもないシーンを人に見られますよね。そういう時に、恥ずかしくっても、冷静に自分は悪くないって判断して対応できるのはすごいなぁ。道具の刺激だけじゃイケないのに、ジュンマンに突かれてるのを想像したらイケちゃうっていうのは、もうすでに気持ちを持っていかれちゃってますね。大好きなんじゃない〜ドキドキ

何してるんだ、って呑気にかまいに来てこんなシーンに出くわしたらびっくりするのはわかります。こんな気さくな雰囲気なんですね。ジュンマンが心を許してるのが伝わってきます。

自分を守るためならイスが外で男とセックスしてもいいと考えていたのに、道具で発散するのには怒るっていうジュンマンの思考回路の説明が欲しいです。こんな物に頼って情けない、って言ってるので人間相手にやれないから道具を使っていると考えたってことなのかな。てことは、ジュンマンは道具を必要としたことがない、と。

この間の出来事で、我が身を守るなら…とジュンマンが考えを変えたことを知らないイスには、ジュンマンの言動は矛盾して捉えられますよね。そして、それがジュンマンに矛先が向く引き金になるというラブ

いすの艶姿を払拭できずに真っ赤になって騒ぐジュンマンがかわいい。この間から、イスのこと意識してますね。余計なこと喋るなよというイスに反して、自慰について話題を出すジュンマン。ジュンマンは、自分モノをイスが咥えたから男相手なら誰とでもできると思ってるんですね。でもイスは、相手を選ぶと言っているので、そのまま考えたら、ジュンマンのモノを咥えられたのは、好みだったからということですよね。わざわざ蒸し返しといて、そこは鈍感だなぁ。まだジュンマンは、自分がそんな対象になってることに気づいてないんですね。