【あらすじ】

ジヒョンの浮気相手はキャバ嬢らしいという声が聞こえてきます。こんなに出来のいい彼氏を差し置いて父親の愛人と浮気したんだ、とみんなに知らせてやりたい気持ちのイス。ジヒョンと付き合い出してからのことを思い出していました。

最初からゲイではなかったジヒョンとは、交際開始後も次のステップに進むのが大変でした。クリスマスに初めてベッドインした時、経験者のイスにボトムをと言ったジヒョン。イスからのクリスマスプレゼントの万年筆をイスに突っ込んで準備しました。その後もいきなり挿れられたのに、これまでに感じたことがないほどの快感を与えられてしまいました。そしてイスは、これからもずっと一緒にいたいと幸せを感じていました。

ああいう頃もあったな、の苦い顔のイス。父親への反抗に自分が利用されたことに怒りがこみ上げてきます。その時、ジュンマンから呼び出しの電話が入ります。出かけるイスを見て駆け寄ってくる社員に「義父に呼ばれたので行ってきます!」と告げると、皆一同に驚くのでした。


【感想】

社員の話だと、会長は女好きだけど、ジヒョンは女に興味がないようだったと言います。男はイスが初めてだということはハッキリしていたようですが、なぜ最初からゲイではなかったとイスは思っていたのでしょう。過去の匂わせがあったのかな。

貰いたてのプレゼントをプレイに使うジヒョンの神経どうなってるんでしょう。この感じが、あの女性を連れてきた時と同じなんじゃないかなぁ、という気がします。一般的には、「え⁉︎」というのがジヒョンにはわからないというか、ジヒョンの思考回路を一般の人々は分からないというか。

最初から、イスに対しては積極的ですね。良くしつあげる、と言って本当に良くしてあげてます。興奮していたようですし。のちにイスが、初めてだと萎える人もいる、みたいなこと言っていたのでトップを務められたということはそういうことでしょう。しかもおかわりまで。イスはどっちの経験もあるんですね。後にジヒョンに出会うまではよりどりみどりだった、と言ってましたしね。

「優しくてイケメンで俺のためにゲイにまでなった」完璧な男ジヒョンにぞっこんだったのに、それが自分を利用するための演技だったと怒り心頭のイス。でも、本当に全てが演技だったのかなぁという気はします。