【あらすじ】

チョンボングループの子会社チョンボンコミュニケーションズの技術顧問兼企画理事。ジヒョンを除名し、その座に就くことになったイス。2年間座っているだけで大金をくれるという提案と、内部取引で刑務所に行きたくないなら従えという脅しに押し切られました。

気不味げな社員に出迎えられた初出勤後、さっさと退勤して渡されたクレジットカードでショッピングに出かけます。

翌日、ジュンマンと出勤すると、車を降りるなりジュンマンが社員の前で頑張れとイスの肩を叩き、ウインクまでしてきました。

社内を観察していると、古い体質なのが見えてきます。社員達はダサいからと社外では、社員証を隠しています。制服は地味で、インテリアはダサくて統一感がありません。ホームページも使いづらい。元大企業の産業デザイナーのイスは耐えられません。まずはホームページから変えてやろうと手をつけました。

ふと、なぜ社員が自分をさけるのか疑問が湧きます。給湯室でコーヒーをいれていると、社員が自分の噂話をしているのが聞こえてきます。ゲイで会社を狙ってジヒョンと事実婚に持ち込んだものの浮気され、今度はジュンマンに媚びて同居している、と。


【感想】

この契約で、イスはジュンマンから離れられなくなったんですね。初出勤のイスを待つ社員の表情がなんとも言えません。ジュンマンが社員の前で親しげに接してきた意図は何なのでしょう。可愛がっている後継者アピールなんでしょうか。イスもジヒョンを探してはいるものの、振り切れた感じですごく生き生きしてみえます。そう言えば、嫁として勤めるために主夫だったんですよね。江家という籠から解き放たれたようです。蓄えられていたパワーが改革を推し進めていきそう。

給湯室での立ち聞きって、漫画だとよく見かけるけどこんなに色んな立場の人が同じ場所を使うことって、あるんでしょうか。あまり実感がないですね。しかし、一部は合っているっていう。主夫だったから、チョンボンの全てが初めてなんですね。なのに会社を狙って…、って言われるなんて心外だろいなぁ。