【あらすじ】

泣きじゃくるジヒョンは、名前を呼んでも応答せずに顔を背けます。罪悪感に襲われたイスはジヒョンを転がし、後ろから突き果てました。

放心していたジヒョンの体を拭いてあげますが、素直に受け入れません。ジヒョンは自分を、ゲイだ、イス以外としたことがない、と言いますが、イスは流します。

ジヒョンは泊まって行けと誘いますが、イスははっきり嫌だ口にします。恋人を放置しすぎじゃないかと言うジヒョンに対して、イスは自分には他に恋人がいると言います。自分たちは体だけの関係だ、と。相手のことをたずねるジヒョンをはぐらかし、立ち去ります。

イスには専属秘書がつき、スカイビーのブランド価値は上がっていきました。そして、イスはジュンマンに肉体的にも可愛がられるようになります。しかし、そんな最中、ジュンマンがイスを将来の嫁に取られるのは惜しいと口にします。


【感想】

ジヒョンを気遣い止めようとしたイスに敢えてやめるなと言ったわりに、どう見ても無理やり犯されているようにしか見えないジヒョン。これ、知らない女性を婚約者だと自宅に上げ、イスを残して家を出た時と同じですよね。ジヒョンが何を考えて行動しているか、イスに全く伝わっていません。イスは理解できず、お互いに傷ついてしまう。付き合って結婚の話まで進んでいたのに、ジヒョンの性的嗜好をイスが初めて知るってどういうことなんでしょう。イスの思い込みがあったということなんでしょうか。イス以外と肉体関係を持ったことはない、と言うジヒョンは必死ですね。たぶんジヒョンはイスの気持ちは自分にあると思い込んでいたのでしょう。だからはっきり他に恋人がいると言われてショックを受けたのでしょう。このシーンだけ見ると、やるだけやって立ち去るイスが冷たく感じるかもしれませんが、はっきり伝えてあげるって、すごく親切だと思います。自分たちは肉体関係だけで恋人になることはない。それが嫌なら、やめればいいということです。情報を与えて、選択させてあげています。事実はまだはっきりとえがかれていませんが、イスの立場での認識では、何とか義父にジヒョンとの仲を認めてもらおうと頑張っていたら知らない間にジヒョンが他に女を作り彼女と結婚すると自宅に連れてきたかと思うとその女と出ていき音信不通になってしまった。ひどい裏切られ方をした上、その義父に責任を問われ縛られている。ゲイがノーマル(今回ジヒョンは自分をゲイだと言いましたが)と付き合っていて女に取られるって、すごくダメージが大きいんじゃないかな。相手のセクシャリティは相手のものだから。ジヒョンサイドてこの辺りのストーリーを読みたいですね。

イスは受ける側を知っているから、ジヒョンの体を気遣ってあげてるんでしょうね。基本、イスって優しいというか世話焼きですよね。自分の武器は体だけって、中々ジヒョンも図々しい笑イスが自分の容姿が好きだということはわかっているんですね。イスが去った後、何を思っていたのでしょう。

イスの言う恋人は、ジュンマンでしょう。ジュンマンはセフレじゃなくて恋人❤️