作家名:式守

出版社:パチカ

雑誌:.Nonfine

6巻完結


【表紙】

はだけるどころかほぼシャツが脱げている村上を背後から水木が抱いています。水木の左手は村上の顎を覆って自分の方に顔を寄せています。異なる表情の二人がこちらを見ています。


【あらすじ】

自分に当たりの強い部下水木との関係を同期に相談すると、恋愛感情を利用する色恋マネジメントを提案されます。引きつつも参考にできる部分もあるかと、積極的に水木とのコミュニケーションを図る村上。しかし、自分に構う理由が色恋マネジメントだと思った水木は怒り、村上に襲いかかります。それからちょくちょく手を出され、仕事成功のご褒美に一度だけ、とついに村上は抱かれてしまいます。その後、距離をとる水木に対して自分の気持ちに気づいた村上は、それを水木に告げます。


【感想】

早々に、ゲイだから距離の近い男性とは離れていると言っているにも関わらず構ってしまう村上。きっとこの頃から水木が可愛かったんだろうな。だから、何かあってもいいと無意識にそんな環境を作ったのでしょう。水木の家で関係を持った時には、まだその自分の気持ちに頭が着いて行かず。水木は、好みのルックスの男性だから余計に警戒していたんですね。村上を知るほどに水木が意識していく描写がわかりやすいです。

二人の関係を受け入れたあとの村上の包容力びっくりマーク攻めなのに顔を真っ赤にしてプルプルしている水木がかわいいです。

変に邪魔してくる人間もいなくて、二人のラブストーリーに集中できます