作家名:INGZIG

Xを使用されています

https://x.com/ingzig_01?s=21&t=vYcNsM45J01d3lln6dDcww

出版社:Manta Comics

5巻完結(プロローグ、1〜4巻)


自分が好きそうなキャラクターだな、と思って読みました。


【表紙】

スーツ姿の男性秘書ハンに右横から坊ちゃまがキスしています。坊ちゃまは、白いインナーに青いシャツでラフな服装。二人とも視線はこちらを向いていますが、落ち着いた表情の坊ちゃまとは対照的にハンは戸惑い気味。


【あらすじ】

「美しく、お上品で、完璧な」お坊ちゃま。そんな彼の幼少期から大事に大事に仕えているハン。そんな主人との「不適切な」関係になって数ヶ月のハンの独白です。


【感想】

一巻の車内シーンは、二人がどんな関係の段階なのかはっきりわかりません。ただ、「どうしてこんなに慣れてらっしゃるんだ」と言っているので、まだ綺麗なお坊ちゃま像を抱いている浅い段階なのかな、と推測しています。

坊ちゃまからのお願いびっくりなら、下着の付け方を調べて着け、それから想像され得る事態に備えて準備するハン。有能過ぎます。完全に受け入れてますね。韓国のアダルトメンズアンダーウェアでは上下セットってよくあるのでしょうか。それともプレイ用に女性ものをつけるのかしら。『目に虎の宿るが如し』の外伝でも見かけたので気になってしょうがありません。日本のBLでは、あまり見たことがありません。女装してるか、下着モデルかの設定くらいのかな。

二人の馴れ初め的なラブシーンに終始しているので、あまりストーリーはありません。何かお話の一部を切り取ってきたような、番外編のような気分で読みました。でも、この二人のバックグラウンドや前後ストーリーに興味が出る作品でした。