作家名:斑月

出版社:MUGENUP

雑誌:fujossyコミックプチ

4巻完結


設定が珍しい感じがして読みました。

アップになるとみんなハスキーっぽい目なのが特徴的です。

 

【表紙】

グレーのパンツにグレーのネクタイの主人公村石洋輔が両手でお腹を支えて膝立ちしています。こちらを見つめる顔は、眉を寄せて不安げ。彼を取り囲むように4人の天使がいます。

 

【あらすじ】

気持ち悪さその他の体調不良を感じた村石は、妊娠したのでは、と考えます。記憶を辿ると人物像はぼやけたまま、はっきり事に及んだことが思い出されてしまいます。一体誰が相手なのか探す村石。妊娠は確定しますが、流産してしまいます。実は、取締役篠田魁人、部長各務ともに村石に好意を持っており、尚且つあの日関係を持っていたことが判明します。


【感想】

まず、オメガバース設定ではないのです。にもかかわらず吐き気で悪阻を疑い、妊娠検査薬で調べる村石。結局、彼の予想は正しかったのですが。

ゲイではないのに、男にもとめられ、意外と抵抗なく応じてしまう村石。意識があってもなくても。

他に人がいても意識の朦朧ない村石に手を出す篠田。その後もグイグイ来ます。

各務もまともそうなことを言いつつ下心が隠せず、篠田に煽られて結局一緒に盛り上がってしまいます。そもそも率先して介抱するあたり気があったのでしょう。

コメディータッチだから読めますが、現実世界じゃ完全に犯罪ですよね。

友人折原が唯一まともに見えます。

完結してますが、混乱したまま退院する村石の今後が楽しみです。