本日千秋楽を迎えた大相撲初場所は、横綱・照ノ富士が関脇・琴ノ若を優勝決定戦でやぶり、4場所ぶりの優勝となりました。
ケガから復帰の場所で、日を追うごとに相撲勘が戻ってきた印象で、終盤は他の力士を圧倒する様な強さを感じました。
大関陣は、
〇綱取りのかかった霧島が、終盤まで優勝争いに加わったものの11勝4敗。
〇豊昇龍は、10勝を挙げたものの、残念ながらケガで場所終盤の途中休場。
〇貴景勝は、序盤の途中休場で来場所はカド番。
関脇・琴ノ若は、初優勝こそ逃したものの、13勝2敗の準優勝。これで、直近3場所の成績が9勝・11勝・13勝の計33勝となり、大関昇進が濃厚となりました。
三賞は、
〇殊勲賞:東前頭筆頭 若元春 10勝5敗(初受賞) 1横綱・1大関から勝星。
〇敢闘賞:西 前頭15 大の里 11勝4敗(初受賞) 新入幕で横綱・大関・関脇といきなり対戦があり敗れはしたものの11勝。
〇技能賞:東 関脇 琴ノ若 13勝2敗(初受賞) 下位力士相手には1敗のみ。
今場所は将来が楽しみな若手力士の活躍あり、上位陣の充実した相撲ありで、話題の多い場所でした。
来場所は、新大関となるであろう琴ノ若や、若手の大の里、他の3人の大関の巻き返し等々、また楽しみです。
力士のみならず、場所の運営に関わった皆様、お疲れ様でした。