極度の人見知りのMr.Fが人見知りを克服するために奮闘する日記 -9ページ目

極度の人見知りのMr.Fが人見知りを克服するために奮闘する日記

極度の人見知りの僕が人見知りを治す方法を日々探っていくための日記です。

そんな人見知りの僕に大きな試練が訪れました。


音楽の授業の時に、同級生の男子が


僕のリコーダーを間違って持っていってしまったのです。


その同級生はクラスの中でも人気のある男子で、


絶えず彼の周りには人が集まっていました。


しかもリコーダーは口をつけるものです。


大勢の人の前でそのことを言えば、


間違いなく『間接キスだ』とからかわれるでしょう


僕は、彼が1人になる瞬間をじっと待つことにしました。



しかし、何日待ってもその瞬間は訪れません。


その間、僕は我慢して彼のリコーダーで授業を受けました。


彼も気づいていないのか、


彼のほうから言ってくることもありませんでした。



そして、本当の悲劇はここからでした。


なんと彼が転勤で引っ越すことになったのです!


引っ越す前に彼にリコーダーの件を伝えなければ、


自分のリコーダーを取り戻す瞬間は永遠に失われます。


僕は腹を決めて、彼の家まで行きました。



でも、ここでまた問題が発生しました。


彼の家の前に着いたのはいいのですが、


家のピンポンを押す勇気が出ないのです。


仕方なく、彼の家の近くでじっと待つことにしました。



どうしようどうしようと悩んでいると、


彼の友達がお別れを言おうと彼の家まで来たのです!


友達がピンポンを押すと、彼はドアを開けて出てきました。


その瞬間、僕はさっと彼の家の玄関に近づき、


ようやく彼に、リコーダーの件を伝えることができました。



こうして、なんとか自分のリコーダーを取り戻すことができたのですが、


そのために待った時間は1時間以上。


この時ほど、自分が情けないと思ったことはありませんでした。