たまたまなのですが、先般出版社の方を対象にした研修がありました。
これまでも数冊の本をものした経験で編集者の方と話したことはありました。
でも、講師と受講生としての立場で対話したことは初めてで、貴重な経験となりました。
著者から見ると編集者は『神様』みたいな存在で、わりと言うなりに仕事をしています。
それというのも出版社の仕事は門外漢なわけですから、医者と患者、パイロットと乗客の関係みたいなもので相手の指示に黙って従うものだと考えるわけです。
書き手として書く内容に注文が入ることは殆んどありませんから、その点は自由にさせてもらっているので、制限らしいものは期限と文字数位なものです。
依頼された記事を書きながらも、文字数が足りなかったらどうしよう、内容がまるで注文に会わなかったらどうしよう、等々の不安が頭をかすめるものですから、心配性な私はわりと指定された分量を超える原稿を送ることが多いのです。
ところが、そうした場合に文字数を削られたことがほとんどありません。
指定された文字数を超えてもそのまま掲載されるのことを不思議に思っていたので研修中の休み時間を利用して、これ幸いと編集者の方に聞いてみました。
「おそらく編集者は余裕を見て注文しているのだと思いますよ」
との答えに気持ちがスッキリしました。
その一方で、編集者自身も締め切りに終われていたり、著者が忘れていて困ったりしていることを聞いて『神様』ではないんだなと今さらながら気づかされました(笑)
あまり過度に編集者に頼るのはよろしくないということですね。