明日できることは明日やる
プロジェクトマネジメントというメソッドがあります。
期間限定で行われる業務の進め方です。
そのメソッドの中にクリティカルパスという言葉があります。
クリティカルパスとは、その工程が遅れると全体の工程に影響が及ぶ業務を指します。
まれに定食屋さんでご飯が無くなってしまうと、ご飯が炊けるまですべての料理が出せなくなる状況があります。
この場合「ご飯を炊く」手順がクリティカルパスに相当します。
「レジ待ち」も似ていますね。
この考え方を逆手に取ると、クリティカルパス以外の工程は全体の工程に影響がないことになります。
その工程は「フロート」と呼びます。
多くの場合、仕事の手順にクリティカルパスが存在し、フロートが存在します。(直線上に描かれる作業手順にはクリティカルパスしかありません)
今日やらなければならない業務を今日中に終わらせる緒は当然ですが、明日以降にしても良い業務を今日中にやらなければならないわけではないのです。
今日やっておけば明日が楽になるという考え方もできますが、明日のことは予測できません。
もし時間に余裕が出来たら(それをスキマ時間と呼ぶことにします)その時間は自分のために活用してはどうでしょう?