特撮博物館見てきたよ~ | 極秘計画進行中!もっとオタクの味方となるために!「オボコノサトリ」

極秘計画進行中!もっとオタクの味方となるために!「オボコノサトリ」

謎の人物...もといオタクの味方であり自らもオタクである「仏滅」が、自分が面白いと思う鉄道模型とかQMAとかアニメとかボーカロイドとかをネタにして読者の皆様に楽しんでいただくブログ....でしたが、最近は本業の極秘計画進行中(内容は来るべきにここでお話いたします)。

本日は、江東区にある東京都現代美術館の特別展として7月から展示されている「館長 庵野秀明 特撮博物館~ミニチュアで見る昭和平成の技~」を見に行ってまいりました。
チケットは事前にセブンイレブンで購入していたのでいきなり入場列へ。30分待ちのアナウンスがありましたが、実際には15分も待たずに入場できました。

入場して最初に出迎えてくれたのは、戦後最初期(大体昭和30年代)の特撮映画作品のミニチュア。例えば「モスラの着ぐるみには何種類もあって、最大のものは10mもある巨大なものでスーツアクター9人が阿吽の呼吸で動かしていた」話や多種多様なメカ(海底軍艦・轟天号など)、そしてロケット形態のマグマ大使(なんと木を削って作ったものが撮影に使われていました)、さらにはメカゴジラの着ぐるみなど、いきなり圧倒されるアイテムがずらり!この先もきっとすごいものが待ち受けているに違いないと期待させてくれます。

次のゾーンは巨大変身ヒーローのコーナー。まずは前座でミラーマンやトリプルファイターなど、ウルトラマン以外のヒーローのマスクが。なぜか等身大のライオン丸やザボーガーのマスクまであったのには驚かされました。そしてもう1歩奥に入ると、本命のウルトラ兄弟のマスクや飛び人形が!そしてここでも主役のウルトラ兄弟にも負けない存在感を放っていたのが歴代地球防衛組織(科学特捜隊・ウルトラ警備隊など)の飛行メカ。中でも実は私も大好きウルトラホーク1号はやっぱり別格の扱いになっていたのもうれしかったですね。



その先のゾーンは建造物関係の話。ここではゾーンの終わりに置いてある、怪獣に破戒されたと思しき国の要(笑)となる施設の建物が全部持って行きました。ここを抜けると、いよいよこの展示のメインともいうべき短編映画「巨神兵東京に現る」上映エリアです。



Youtubeで見つけたこの予告編、かなり感じが出てますw。これは是非実物を見ていただきたいと思います(来週末までまだ展示が続いています、お急ぎください)。

上映ゾーンを出ると、特撮セットを見下ろす巨神兵視点を堪能しつつ、映画で使われていた特撮の解説ゾーンへ。2パターンが採用されていた建物の破壊のしかた、まさに「ムクリコクリ」という形容がぴったりくる綿を使ったきのこ雲の表現、そして黒子3人がかりでの巨神兵パペットの操演.......最後にちょっとだけ笑えるあるシーンの解説w。なるほど~とうならされました。個人的に感心させられたのは巨神兵パペットの造形!恐ろしく精巧に作られています。

最終ゾーンは唯一撮影許可が出ていた怪獣映画のミニチュアセットの解説ゾーン。ここには一般的な都市の風景が再現されています。看板その他小物の再現度も高いですね。何よりも怪獣に破壊された東京タワー(実は今回のミニチュアで最も登場回数の多かったオブジェクトがこの東京タワーです)の存在感がすごいですね。



入場から観覧終了までおよそ2時間、怪獣系特撮の世界を堪能できました。