だいぶ前に伊豆箱根3000系後期型を211系中間車キットを改造して作った余剰パーツを作って105系を作る話をしたかと思いますが、その105系について面白い動画を見つけたので紹介したいと思います。
1、元仙石線~八王子所属訓練車
仙石線のものは比較的早くに引退した、と書きましたが、実は訓練車となってこっそり生き延びていた車もいました。そのうちの1編成がこの動画の編成です。現在は訓練車としても209系(E233系と交代したもと京浜東北線の車)に置き換えられて引退しています。模型を作る上でも「塗装訓練車」的な複雑な塗りわけが施されていますねw。
2、可部線~元千代田線直通車
はい、もはや説明不要のロクレンジャー「末期色」が登場しました。
これまで末期色化された105系はすべて新造グループでして、改造グループの末期色は初登場ですね。
105系改造グループのロクレンジャーとしては和歌山線用の衰玉色が先行していましたが、今回ついに本命・末期色が登場したわけです。
因みに衰玉色はこちら。
かつて青緑1号単色の1000番台が上野駅に入る快速運用に就いていたためか、乗り入れ顔に衰玉色は「許せる!」という声の方が優勢です。もしかしたら同じ乗り入れ顔の1200番台が黄色5号単色に塗られて中野~秋葉原~西船橋間で運用された実績があったならば、こちらも許せる方が多かったかもしれませんね。
模型的にはまさに「攻め」と「守り(笑)」の塗装がそろう105系、思っているよりもうんと魅力ある題材なのかもしれませんね。