ミク「マスター、どうしたんですか？そんなタイトルで。」
俺「聞いてくれよミク、これまでに作ったシリコン型、大半が失敗だ.....。」
リン「それどういうこと？」
レン「写真を見た感じではいい感じにできてるけど。」
俺「型にキャストを流したときにわかった。流すと割れ目からだだ漏れする。」
ミク「それでガムテープで封をしたりとか、いろいろ試してみたんですよね。」
俺「ああ、試したよ。それでもやっぱりだめだった。」
リン「それじゃ、具体的にどこが悪いのさ。」
レン「もう一度写真を見てみようか。」
俺「実は、キャストを流すときに下になる部分にダボを作ってないだろ。そこから漏れてきたことがわかったんだ。ノモ研掲載の型の写真と比べてみると一目瞭然だぞ。」
ミク「あら～。でもマスター、どうせ懲りずに型を作るんでしょ？」
俺「あたりまえだ。そんなことでは絶対に懲りないぞ。悪いところに気が付いたら直し方を考えて実行する。それだけだ。」
リン「マスターのくせにかっこいい台詞....すごく似合わないよ。」
レン「だけど作ってるものはスク水の女の子のフィギュアなんだよね。」
俺「ばぴょーん！」
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