最近は頭の調子が良くないので、読みにくい日本語の使い方だったり、誤字脱字等あるかもしれませんが、ブログを書くのは私の脳トレと症状や体調などの記録的要素もあるため、お目汚し失礼しますがよろしくお願いします
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車椅子ユーザーの運転
運転したい!と言っても、通常車の運転では足を使用するので、一般的に運転なんて出来るわけない!と思われがちです。
私の場合はまずはそんな両親を説得させることから始まりました(笑)
車椅子利用者(下肢麻痺)の運転のイメージはこんな感じです。
足でブレーキアクセルの操作が出来ないので、かわりに手でブレーキとアクセルを操作できる装置が着いています。
既に免許を持っている場合、手動運転装置を使った運転をすることは可能と某販売会社に聞いたことがあります。
もちろん、健常者も手動装置を使って運転できます
しかし、免許更新の際のハガキに「障害や病気のある方等は事前にご連絡ください」的な文言があったので、事前電話相談をして、限定免許に書き換えることになりました!
こんな感じで限定条件が書き加えられます。
原付は、残念ながら削除されます…
検査無しにしても、車椅子で普通に免許更新の列に並んでいても多分声かけられるので
障害がある状態で免許を更新or新規で取得する場合は、まずは相談から始まります。
参考:
私の場合は更新でしたので、電話相談⇒適正検査の予約⇒適正検査⇒限定免許に書き換えのような流れでした。
教習所に通い直す必要はありませんでしたが、手動運転の講習がある訳でもなく、ペーパードライバー講習のようなものも手動運転用は多分ほぼないです。
なので広い空き地で助手席に親を乗せて運転に慣らしていきました
これから免許の取得をする場合は、障がい者向けの教習が受けられる教習所の数が少ないので家から遠く通いにくい場合も多いかもしれません。
でも地域によっては障がい者が教習所に通う場合の教習費用の助成が出る場合があるので、調べた方が絶対お得です
免許センターでの判定の内容
昔のことなので覚えていないですが、高速シミュレーターのようなものでテストを行ったと思います。
まずは車椅子から車への乗り込みから。
そして足が動かせる場合は足でブレーキアクセルが操作できるか判定されます。手のハンドル操作の動きもでした。
反応速度とか、しっかり踏み込めるかとか確認されます。
このテストでOKなら、下肢障害があっても普通の車、つまり限定無しの免許の取得が可能です。
難しい場合は手動装置で同じように操作の判定をされます。
手動装置で運転をする場合はハンドルを片手で操作する必要があるため、ハンドルに旋回ノブを取り付けます。
この形状も色々あるので、色々試しながらアクセルブレーキの操作と、ハンドル操作のテストをしたと思います。
時代も違いますし、地域によっても変わってくるかもしれませんのであくまで参考程度です🙇
私の場合は大体こんな感じで当時手動装置での運転の許可が降りました
免許がとれたら車探し
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
- ディーラーで福祉車両対応の車種を購入
- 好きな車を買って、専門業者で改造
- 既に手動運転装置等が付いている中古車を購入
ディーラーで対応機種を購入
全てメーカーの純正なので、メンテナンスなんかもディーラーにお願いすれば良いので、アフターケアとか考えるととても楽かなと思います。
しかし、選べる車種が少なかったり、障害の程度によっては車椅子収納装置など、必要な装備が準備されていない場合もあります。
参考:
車椅子の人を乗せる福祉車両は各メーカーで充実していますが、車椅子利用者本人が運転する車両を出しているメーカーは少ないです
そういうメーカーの車に乗りたかったり、福祉車両を出しているメーカーでも福祉車両のラインアップにない車種に乗りたい場合は、専門業者に改造を依頼する方法になります。
好きな車を買って、専門業者で改造
ちなみに私はこのパターンです。
まず車を購入して、福祉車両の専門業者に預けて改造してもらうので、納車までに時間がかかってしまうことが難点です。
また、福祉車両は基本的に非課税ですが、通常の車を購入してから改造するため、車を購入した店舗の理解がないと、場合によっては非課税扱いにしてもらえないこともあります。
福祉車両の改造の専門業者のほうでも、その辺のアドバイスをしてくれる場合があります。
私は購入から改造まで全てやっている業者さんにお願いしました
後付けの装置なら、改造方法によっては車種が制限される場合もありますが、基本的には好きな車に乗ることが出来ます。
また、福祉車両の業者なので選べる改造の種類も多く、痒いところに手が届くような改造も可能です。
オーダーメイド対応してくれる場合もあります
参考:
改造済みの中古車を購入する
費用面を抑えられるのは、この方法だと思います。改造に費用がかかるのに、中古市場では需要が少なすぎて福祉車両はかなりお買い得な場合が多いです
(逆に言うと高く買うのに売る時は安い)
しかし、手動運転車自体ががあまり中古市場に流れていないので、ほぼ選ぶことはできません。
一応ネットの中古車サイトで手動運転と検索するといくつか出てきますけど、全国どこでも探しに行く勢いがないと出会える可能性は低いかもしれません……。
でも、もしも欲しい車種で欲しい改造の車両が見つかったらそれはきっと運命
ただ、中古車販売店が福祉車両については知識がないことが多いので、その後のメンテナンス等については購入前によく確認する必要があると思います。
おそらく販売店では改造部分のメンテナンスはできないので、取り付けられている装置の販売元や福祉車両専門店に相談が良いかと思います。
運転のための改造
私の場合は手動運転装置の他に、車椅子を収納するためのリフト、車椅子⇔運転席の移乗の為のトランスファーボード、足の痙性で足の方のアクセルを操作しないようにガードする痙攣止めプレート、体幹がシートベルトだけでは支えきれないので体幹保持システム、全開に開いたドアを閉めるためのベルトなど、様々な改造を施しています
引用元:
(一部加工させていただいてます)
車椅子利用者が運転するためには、運転者の障害の程度にもよりますけど、運転するための手動運転装置以外にも様々な装備が必要に
ちなみに私はほぼフル装備に近いので、改造費だけで安い軽自動車が買えるくらいかかりました
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/607.png)
![汗うさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/671.png)
![泣くうさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/670.png)
![札束](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/335.png)
![無気力](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/624.png)
改造費用の助成金
障がい者が運転する車、障がい者を乗せるための車、いわゆるどちらも福祉車両になりますが、自治体によって条件は異なりますが、条件を満たせば一定の助成金が利用できる場合があります。
結構自治体によって助成金の金額などの差が大きいため、まずはお住まいの役所の福祉関係の課に相談してみる必要があります。
福祉用具で言う耐用年数のように、再申請までの時間が必要な自治体もあるようです。
本当に地域で条件も金額も違います
また、助成金が降りるのは手動運転装置など実際に運転に必要と認められる部分のみ。
例えば、車椅子収納のリフトや車椅子⇔車の移乗のトランスファーボードなんかは運転に直接必要な部品では無いと言われましたので、基本全額自費になります。
運転操作には必要無いケド、車椅子積んだり移乗したりできんと運転無理
助成金も収入や地域により異なりますが、10~20万円程度。
車椅子収納リフトだけでも60~80万円しますので、障害の程度が重い人ほど自分で運転するための自費金額は大きくなると思います