最近は頭の調子が良くないので、読みにくい日本語の使い方だったり、誤字脱字等あるかもしれませんが、ブログを書くのは私の脳トレと症状や体調などの記録的要素もあるため、お目汚し失礼しますがよろしくお願いします
一般就労への道のり
原因不明時代でも仕事は諦められませんでした。
なぜなら仕事をしないために動けないフリをしている=疾病利得なんて思われたくないから
今の会社(一般企業)に入社してから病名が判明したので、病名不明で入社してます。
何かの参考になれば幸いです🙇♀️
※想像以上に長文になってしまいました…
B型作業所
施設選びの条件は送迎があり、車椅子で受入可能な施設です。
が、そんな素敵な条件が整った施設は近隣に数件しかありませんでした。
1つ目に見学した施設は、まず入口に10cmくらいの段差……。スロープなどは無いそうです。
トイレを確認させてもらいましたが、多少歩ける人じゃないと便座に辿り着けません。
作業内容はパソコンを使用した業務やお菓子の箱を作ったりと、車椅子でも大丈夫ですよということだったみたいですが、建物が対応していませんでした
それでも受け入れ可能って言ってたのは多少歩ける人想定なのかな
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次に見学したところは、作業内容的に厳しそうと思いましたが入口はスロープがあり、トイレも広く、通所が決まったら手すりをつけてくれるとの事。手すりの位置を調整して貰えたら何とか入れそうでした(当時は)
農作業メインですが、水耕栽培も行っているから車椅子でも手が届く高さで、収穫とか草むしりが出来るということで、体験利用させて頂くことになりました✨
車椅子OKの いちご狩りみたいなイメージ??
注:一般的に就労支援施設では、1週間程度体験利用を行い、施設側も利用者側もお互いに今後やって行けそうか判断します。
体験で無事OKとなり、そのB型作業所に通所することになりました。
農作業は間引きをしたり収穫をしたり出来るのは結構楽しかったです!
施設側は車椅子の受入は初めてだったみたいですが、色々配慮してくれたと思います。
障害者がたくさんいる状況は初めてで、最初はどんな話をすればいいかとか色々戸惑いましたが、普通に芸能人の話とかが多くて楽しかったです詳しくないけど…w
本当に今まで健常者と障害者は別けられて生活していたんだなあと実感しました。
でも色んな障害の方が通っている特性上、問題が起きることはそれなりにありました
基本的には楽しい思い出が多かったですけどねっ
旅行イベントなんかもあって、車椅子になってから久しぶりに遠出ができたのも良い思い出です
そんなドタバタだったB型作業所の毎月の工賃は、5000円にも満たないくらいでした
私は年金も貰ってませんので、正直キツイというレベルではなかったですね
お小遣いレベル
施設外就労をすると、その分はおそらく最低賃金がでるので、実習ができる人だと数万円ほど貰えるようです。
しかし、元々知的障害や精神障害の方が中心の作業所なので、実習内容が清掃業務や草木の手入れなど身体を動かすものが多く、私は実習に行くことが出来ませんでした。
作業所(就労継続支援施設)では就職支援も行っているので、一般就労に早く辿り着けるように、私はかなり頻繁にハローワークに連れて行って貰いましたっっ
その間に車が運転できるように免許を書き換え、車を改造して自力での移動手段を確保しました
参考:
ハロワでは仕事内容を見て、車椅子で出来そうなもの(事務やPC業務など)を手当り次第問い合わせてもらいましたけど、設備的に受け入れられないという解答ばかり……。
田舎だからかな
履歴書送ってくださいと言われ、面接までたどり着いてから、車椅子は想定してなかったと言われた会社も……。(ハロワで電話確認もしてるし、履歴書の障害欄に車椅子って書いた)
そんな感じで一般就労には時間がかかりそうだったので、まずはA型作業所を経由しようと思い、面接へっ
A型作業所
A型作業所も車椅子を受け入れてくれるところを探すのは苦労しました。
送迎問題は自家用車によって無くなりましたけど、A型作業所もやっぱり知的障害や精神障害の方をメインで考えている所だとバリアフリー仕様になってないです。
車椅子枠のようなものを設けているところもあるらしく、車椅子での利用は可能だけど現在埋まっているとか、そのような回答も多くありました。通路の確保とかの問題で車椅子の受入人数を制限しているのかもしれません。
そんな中で、比較的新しい事業所のため、車椅子の人数的にもまだ埋まっていないところがあったので、早速見学を申し込みました。
パソコン作業から、ハンドメイド制作、商品の掃除や梱包など、業務内容は沢山ありました。
トイレも見学させてもらい(ここかなり重要)、当時は入れそうだったので早速体験、そして利用開始となりました。
A型作業所は雇用契約を結ぶため、最低賃金が保証されます。
一日の作業時間は4時間ほどですが、B型からしたら大幅な給料upです
そして、A型作業所の方が基本的に自立度が高い人が利用しているため、静かだなと最初思いました。
たまにパニック起こす人もいましたし、障害特性により色んなことはありますけど、そこはA型でもB型でも支援員がいるので、基本はうまくおさめてくれます
ここでも一般就労に向けて動きました。
施設の責任者が就職支援が得意な人だったので、顔が広く色んな企業に見学に行ったり、話を聞かせていただく機会も作って貰いました
そんな中で、車椅子限定の障害者求人があるとのこと!一応応募してみました。
1週間の民間企業職場体験
車椅子限定という求人に、1週間お試しで体験入社することになりました。
仕事内容は、一般事務職です。
古い体質の会社で、パソコン業務はなくてハヅキルーペが必要なくらい細かい数字が羅列されている膨大な書類のチェック作業を行ったり、電卓でExcelの計算があっているか(しかも紙に印刷したやつ)を確認したりと、なかなか目を酷使する作業でした業務の効率化について非常に考える体験期間でしたね…
さらに障害への配慮もちょっと違って、その部署内の人間関係が一日目から見えてしまい……。(外回りがある人がいなくなった瞬間、内勤の人たちで悪口大会が始まるみたいな典型的なやつ)
一応会社からは良いお返事を待っています!ということで事実上の内定を頂きましたけど、残念ながら続けられないと判断し、しかもA型と時給変わらない=最低賃金の時短勤務の為お断りしました
さらにさらに!
これは就職の支援員が私のいない所で話すべきなことだったと思いますが、わざわざ私の前で職業体験を受け入れてくれた企業に支払う日当についてお話をしておりまして……。
体験側は無給で働いていたのに、受入先は金貰ってたのかと
一応採用がかかってるのでかなり頑張って膨大な量の書類をさばいたので、会社の役にはたってたと思うのに、あっちは仕事を無給で振れてお金まで貰えるのかと
知りたくない情報を知ってしまうのでした
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仕事を断わった事で、就職担当とハロワ職員には色々言われましたけど、合わないから仕方がない。続けられない仕事を無理にする必要はありません
会社側にも選ぶ権利はありますが、求職者側にも選ぶ権利はもちろんあるので
その後も車椅子で業務が出来そうな内容でフルタイムのものをピックアップし、面接に挑みましたが、車椅子でも少しは歩ける人を想定しているとか、業務はできるけどトイレには行けないよとか、休憩室がないよとか、散々な理由で撃沈
就職担当は病名が分からないせいだと言っていましたけど、ハロワで問合せの段階なんですよねぇ
そしてこの頃はまだ体力も今よりあったので、お金のことも考えてフルタイムで正社員か、将来的に正社員の道があるものしか考えていませんでした。
しかし、入浴介助などの時間調整をしている相談員からは、フルタイムだと入浴介助できる事業所がなくなるからパートで探せと裏で作業所の責任者に愚痴をこぼしていたようで……。
入浴支援見つからなかったら家族に風呂入れてもらえとまで言われ、仕事探しで何を優先するべきか非常に悩んでしまいました
完全在宅の職業訓練
本当はガッツリ働きたかったけど、介助を受けながら生活している身としては、介助との兼ね合いも確かに考えなければなりませんでした。
当時の担当ではない別の人にこーっそり相談してみたところ、障害者向けの在宅の職業訓練が実施されるとの情報を得ました
しかも訓練の成績次第で仕事を斡旋してくれるとかっ!
職業訓練と失業保険
職業訓練を受けるには、A型作業所を退所する必要があります。雇用契約を結んでいるため自主退職扱いになり、失業保険がうけられます。
ただ、職業訓練を受けたあとに就職できなかった場合が怖かったので、A型の責任者にはその時は出戻りさせてくださいと頼んでおきました
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職業訓練の内容は、主にパソコン業務に関することでした。
面接の練習をしたり、在宅ワークに慣れるための授業なんかもありました。パソコン技術を身につける訓練と、在宅勤務への適用訓練、さらにどこの職業訓練校でもあるような一般教養というか社会人のマナーのようなものもあり、在宅でもしっかり学ぶことが出来ました
訓練の成績と最終面接を経て、無事に採用が決まったのでした
在宅勤務なので、フルタイムで働いても通勤時間ゼロなので入浴介助には支障がありません
介護を受けながら働く時間を確保するには、通勤時間が省ける在宅勤務は結果的に良い選択肢だったと思いました
一応お世話になったA型の責任者に連絡をしたら、まさかの退職をされてまして、私のことを引き継ぎで聞いていた責任者が、早とちりして出戻りの手続きを進めようとしたのは笑いましたけど
なかなか遠回りをしてしまったので、障害者になってから民間企業への就職が決まるまで、かなりの年月を要してしまいました
それは地域的に車椅子で働ける職場が少なかった環境の問題と、フルタイム勤務や正社員にこだわったり、在宅勤務を視野に入れてなかった自分の問題の両方あったと思います。
今は作業所も増加傾向にありますし、民間企業も障害者の法廷雇用率がこれから段階的に上がってきます。コロナ禍から在宅勤務ができる会社も増えました。
地域にもよりますが、障害者にとって働ける場所は増えてくるのではないかと思います。
在宅勤務では、トイレに時間がかかっても目を光らせてる御局様もいません
ながくなりすぎたけどまとめ
一気に書いたらだいぶ長くなってしまいました、ごめんなさい🙇♂️
作業所でも一般就労でも、自分に合ったところを見つけるまでが大変です。
無理も良くないので、自分の障害の程度や体力等に合わせて無理しないペースで進めていくのが大切だと思います。
個人的に色々経験して思ったのは、
- B型作業所、お金よりも体調優先させたい人向け。重度の人も多いが、どの障害でも基本的にトイレや食事は基本自立している必要がある。
- A型作業所、基本的にB型よりは勤怠も厳しくなるが、最低賃金が保証されるので金銭的にはB型よりもかなり余裕ができる。A型賃金+障害年金で一人暮らしする人もいる。身体は1級レベルの重度の人もいるが、知的障害、精神障害は軽度の人が多い。重度でも、トイレは自立してるかバルーンなど。B型よりも職員の指示を理解する能力が求められると感じた。
- 一般就労、これはもうご縁次第なところもある。上手くマッチングすればどの障害でも重度の場合でも入社の可能性はあるので、ある意味A型作業所よりすんなり行く場合もある。体験制度はどこでも実施しているかは分からないが、入ってからの後悔がないように利用できるならした方が安心ではある。就職の相談員のような人を利用すると使える?
- 就労移行支援、私は使うことはなかったが、なるべく早期に一般就労を目指したい人はここからスタートが近道かもしれない。作業所では職業訓練よりも作業が中心となるため、就職支援は施設次第なところもあるし、実際の就労と作業内容が一致しない場合もある。しかし移行支援であれば、仕事に向けた訓練がメインだし、2年という利用期限があるため、そこまでに就職出来るようにサポート体制は他よりも手厚い。
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