異性介助、どこまで認める?



介護の時間数が増えてきたり、早朝や深夜にも必要な状態になってくると、人員の関係から同性のヘルパーだけでは対応できなくなる可能性が高くなります。


ちょっと前にNHKの番組か何かで異性介助(確か入浴?)についての問題が取り上げられて炎上したというネットニュースを見た記憶がありますが、介助される側の権利や羞恥心等は配慮されるべきです。


しかし介護業界も人員不足、基本は同性介護としている居宅介護支援や施設での支援でも、シフトによっては難しい場合もあります。


そこで私は予め、OKラインを相談支援員やヘルパー事業所さんに伝えています。


例えば、着替えやトイレ、入浴はNGだけど、移乗介助だけなら異性もOKだし、移動支援も短時間ならトイレとか必要ないので全然OKです。


通院介助は診療科次第なところもありますが基本OK。


そんな感じで伝えておくことで、事業所さんもシフトを組みやすいし相談支援員さんも新規の事業所探しがしやすいかなと勝手に思ってます。



まあ入院中は夜勤のシフト状況によってはトイレも異性介助あったりしたので、ベテランで上手く隠しながらwというか羞恥心を与えない形で出来る人ならOK出す場合ありますけど秘密

でも家と病院では構造が違うから同じようにやるのは難しいと思うので現実的では無いかもしれません。


ということで、今後は入浴のある日は就寝介助で着替えは必要ないので異性ヘルパーがくることもあるみたいです。


そうすることでいつも来てくれるベテランヘルパーさんの負担が減ってくれるならありがたい限りですので。


端座位保持不可でリフト無しで移乗介助してくれるヘルパーさんは貴重すぎるので、利用者側にも折り合いをつけること大切だと思ってます。


勿論譲れない点はしっかり伝えた上で、異性でもOK部分を伝えておくことでヘルパーさんの確保がしやすくなるのかなと個人的に思います。


でも、全部譲れなくて同性介助じゃなきゃ嫌だというのも、逆に全部異性が良い!っていう要望でも、とりあえず伝えてみることで我慢が少ない生活できると思います。


管理者側も大変だとは思いますが、利用者の要望はワガママ等ではなく切実な思いなので、全ては無理だったとしてもできるだけ寄り添って頂けると大変ありがたいです。