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題して「田中裕二コピー作戦」が動き出してしまった。我が事ながら、これは厄介だ。僕の持病みたいなものだからだ。

 

先日買ったばかりのZildjianのシンバルに加えて、あの頃の田中裕二仕様のSABIANを追加購入した。

 

すなわち、

 

SABIAN AA Medium Ride 20

SABIAN AA Regular Hats 14(T&B)

SABIAN AA Medium Thin Crash 16

 

の3種類である。

 

で、今月初旬に購入したのが、下記。

 

A Zildjian Medium Ride 20

A Zildjian New Beat HiHat 14(T&B)

A Zildjian Medium Thin Crash 16

 

ハイハット以外は、銘柄(呼称)も同一である。ハイハットとて、どちらも標準的なシリーズだ。

 

そこで、ちょっと音の比較をしてみた。本当に「田中裕二になる」ためには、A Zildjianではなく、SABIAN AAにする必要があるのだろうか。それとも、そんなに違いはないのだろうか。

 

(左)A Zildjian Medium Ride 20(約2.3kg)

(右)SABIAN AA Medium Ride 20(約2.4kg)

 

重さは、家に秤がないので、体重計で測っている。だから100g単位でしか分からない。参考程度である。

 

ピッチが高いのはやはりSABIANの方。思った通りである。まだドラムに溶け込ませて演奏していないが、これならピング音が遠くに飛びそうだ。まさに《ワインレッドの心》の間奏(ギターソロのバック)で聞こえてくるサウンドである。

 

(左)SABIAN AA Reg. Hats(T:約0.9kg、B:約1.4kg)

(右)A Zildjian New Beat Hihat(T:約1.0kg、B:約1.3kg)

 

次にハイハット。表はZildjianの方が重いが、裏は逆にSABIANの方が重い。実に興味深い。

 

音は明らかにSABIANの方が金物っぽく、重いドラムと合わせるとトータルのレンジ感がとても広くなりそう。Zildjianはスティッキングの音に、ぐにゃっとした柔らかさがあり、針のような繊細さには欠けているが、その代わり、周囲のサウンドに綺麗に溶け込むような音の出方をする。

 

次に、16のクラッシュ。

 

(左)A Zildjian Medium Thin Crash 16(約1.2kg)

(右)SABIAN AA Medium Thin Crash 16(約1.1kg)

 

ああ、これは、すぐに「田中裕二」だと分かる。この一枚だけでも、田中裕二になるには「SABIANでなければいけない」理由が分かった。

 

今日の「実験」は、超・簡易的なものである。製品の個体差もあろう。しかし、僕はやっぱりSABIANの音が好きだったみたいだ。

 

せっかく汎用性を求めてZildjianにしたのになあ…。

 

こうなってくると、15インチのThin Crashも欲しくなってくる。しかし、奇数インチは希少ゆえ、なかなか中古のタマがない。

 

それじゃあ新品ではどうか、と思い、カタログで調べたら、15インチはラインナップから見事に消えていた。(だれも買わなかったのだろう)

 

サウンドハウスに問い合わせてみると、本国(カナダ)でもカタログにはなく、受注生産もしないということである。

 

中古で出てくるのを、2年ぐらい待っていたら、入手できるかしら。