来週、10月30日(水)夜は、NHKホールでシャルル・デュトワに会える。僕にとっては、2回目のNHK音楽祭である。前回はエッシェンバッハ指揮のパリ管だった。もうだいぶ前の話だが、あの時の《ボレロ》(のスネア)は素晴らしかった。

 

デュトワは、これを機にN響に戻ってくることになったらしい。素直にめでたいニュースである。

 

2025年からのシーズンの定期のラインナップが発表されている。デュトワ登場は、2025年11月だ。

 

 

上は、Aプロ。ホルストの《惑星》が聴きものである。以前の定期でやった《惑星》も良かったが、今回はその名演を大きく上回ってきそうである。奏者が良くなったN響によるデュトワ・サウンドが楽しみでしょうがない。

 

 

こちらは、Cプロ。ラヴェルの生誕イヤーなのか。ダフクロの全曲版が聞けるというので、これ、両日、行ってしまうかもしれない。

 

いずれもNHKホールの公演で、今回はサントリーホールでのデュトワさんのお出ましはなさそうだ。

 

とにかく、来週の曜日、仕事を午前で切り上げ、準備万端で渋谷に向かいたい。

 

 

 

(2024.11.2追記)

上の動画のこと。2つ目の「モントリオール交響楽団」の名盤のアートワークになっている動画なのであるが、聴いてみたら、なんと、アートワークのCDと違う音源なのでびっくり! 日本人が上げた動画のようなので、おそらくNHK-FM放送か何かでオンエアされたものであろう。楽章間に客席の咳やステージ上の暗騒音が聞こえてくるので、何処かでのライブ音源だと思われる。

 

音質は良くないが、とても貴重な音源。

 

しかしだ。楽曲の解釈は確かにデュトワっぽいのであるが、オケの音色とリズム感が、どうもモントリオール交響楽団(OSM)とは異なる演奏なのである。もしOSMなら「絶不調」どころの話ではない。たぶんだが、デュトワが常任指揮者に就任した頃のNHK交響楽団ではないか。それでなければ、どこかの第三の楽団である。

 

いずれにしても貴重な音源なのは確かだ。どこのどなたかは存じ上げませんが、ありがたく頂戴してカセットテープに収めさせていただきました。ありがとうございました。