ヴォーン・ウィリアムズ:

音楽へのセレナーデ

交響曲第5番ニ長調

 

サー・エイドリアン・ボールト 指揮

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

(1969,EMI)

 

 

あなたの好きな「交響曲第5番」は? と聞かれたら、第1位がショスタコーヴィチで、第2位がこのヴォーン・ウィリアムズになろうかと思う。

 

「第5番」にハズレなし。

 

ただし、ブルックナーは聴いたことがないので分からない。

 

ヴォーン・ウィリアムズの「レコード」は、今日買ったこの輸入盤(Great Britain製)が、意外にも僕にとっての2枚目だ。1枚目は、小学校5年だか6年だかの時に買ってもらった『管弦楽曲集~グリーンスリーヴズのさわやかな世界』(ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団)だった。

 

ボールトのこの演奏は、おそらく初めて聴くのだが、素晴らしいの一言。

 

オケも「もやーっ」とした音色に、カチッと襟を正したリズム感など、いかにも英国然としている

 

録音年は、私の生年と同じ昭和44(1969)年。

 

時空を超えて、縦横にトリップできる。