(以下、引用)
横浜ジャズプロムナード、初出演です!わくわく!秩父英里スペシャルバンドとして、昨年発売の1stアルバム『Crossing Reality』収録曲、そして、未収録のオリジナル曲も演奏予定です。横浜の街で皆さんと音楽を共にできること、メンバー一同楽しみにしています! (秩父英里)
秩父英里/Eri Chichibu(p)
西口明宏/Akihiro Nishiguchi(sax)
宮地遼/Ryo Miyachi(b)
Kan/Kan(perc)
菊田邦裕/Kunihiro Kikuta(tp)
小橋拓弥/Takuya Kohashi(g)
「英検」の監督業務を終えてから、赤レンガへ駆けつけた。 ホント、間に合ってよかった。試験自体が早く終わる「4級」の担当にしてくれたリーダーさんに感謝!
というわけで、赤レンガ倉庫。写真では閑散としているように見えるが、とんでもない、2号館の広場の前で独逸ビールの祭典をやっていて大混雑。今日はビールを飲む元気がなかったので、明日か明後日の午前中に行ってみようと思う。
(公式Xより)
さて、秩父英里を聴くのは2回目。今日は小さ目のバンドでご登場。僕的には、kanさんのパーカッション(バンミス曰く「ほとんどドラム」)が、心にガンガン響いた。
低次元の我が身に引き寄せて云うのもたいへん恐縮なのだが、「おれも叩きてえー」って思っちゃった。1曲目の《Kaeru》のタンブリンからして魂をどっかに持っていかれた。
秩父さんのMCで一番ウケたのが、「東北に行ったことある方いらっしゃいますか?」と観客に挙手させたところ。けっこう笑いが起きていた。仙台出身者や東北大に通っていた友達を思い出すと、こういう感覚は「東北人あるある」なのではないかと思う。
東北の人は優しくて謙虚である。そして「東京」周辺は、ちょっと近寄りがたい雰囲気を持った地域だと思っているフシがある。あるいは、どこか「冷たい空間」のように捉えているのではないだろうか。
横浜市も、人口380万人というけれど、真実は、おしゃれな街に住んでいる金持ちはごくごく一部で、それ以外は凡そ田舎者である。僕のような長く住む土着人の家系なら、なおさらだ。実際、僕は多摩川を越えるのがちょっと怖い(笑)
話がずれたが、秩父英里の謙虚なトークはとても面白い。あんな「天然」な感じで、それでいてあのような複雑、且つ流麗な楽曲を書き、自ら弾いてしまう。私ごとき者が記すのもおこがましいが、才能が圧倒的なのだ。
フロントの管楽器のお二人のソロは、今回は特にすごかった。それこそ、観客を安心させない、ずっと緊張を強いられているような感覚を抱かされる。それは、最近感じたことのなかった感覚。だから、ライヴは愉しい。
アルバムは所有しているが、今日は演奏後にサイン会があったので、また購入した。秩父さんと少しお話もできて、とても良い記念になった。次回はバンドの方々ともお話をする機会があったら、嬉しいと思う。
秩父英里のバンドに、これからも注目!