ストラヴィンスキー:
バレエ音楽《春の祭典》(1913年初版)

フランソワ=クサヴィエ・ロト 指揮

レ・シエクル

(2014,ACTES SUD)

 

 

NHK-FM「現代の音楽」の聴き逃し配信を聴いた。西村朗がお亡くなりになって、パーソナリティーが音楽学者の白石美雪に代わっていた。

 

内容は、シリーズ「現代音楽100年のレガシー」の第11回、ストラヴィンスキーの特集。冒頭に、僕には馴染み深い演奏のシャルル・デュトワ指揮/モントリオール交響楽団による《花火》がかかった。

 

こうして「らじるらじる」で聴いても、その音質の良さと演奏の秀逸さが分かる。あらためてデュトワの素晴らしさを認識した。

 

次の《春の祭典》では、フランソワ=クサヴィエ・ロト指揮/レ・シエクルの演奏盤が選ばれた。まったく聞いたことのない演奏者だったので、調べたら、この演奏は2014年の日本のレコード・アカデミー賞大賞を受賞しているということが分かった。なんという情報収集能力不足。しかし、僕の場合、「レコ芸」的情報収集能力は、平成10年ごろで途絶えているから、止むを得ないのである。(言い訳)

 

レ・シエクルというオケは、所謂ピリオド・オケだそうである。どんな演奏なのだろうと期待して聴いたら、期待以上の秀演と高音質にぶったまげた。

 

冒頭のファゴットはファゴットではなく、バソンによる演奏だった。以降も、明るくて見通しの良い音質、リズムはキレキレ、テンポは軽快。

 

まったくもって「俺好み」なのであった。

 

このコンビでは、すでにSACDがたくさん市販されている。amazonで検索するまで、まったく知らなかったぜよ。

 

昨年のレコード・アカデミー賞にも選ばれているのか…。

 

いろいろ「外」を見てみなければいけない、と反省。素晴らしい音楽を聴かずに死んでしまうのは、あまりにも勿体ない。

 

そういう意味で、NHK-FMは昔も今も音楽愛好家の水先案内人だ。快く受信料を払おうと思う。