チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ホ短調作品23
ラザール・ベルマン(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1975,グラモフォン)
昭和50年11月17日と18日にベルリン・フィルハーモニーで録音されたレコード。カラヤンは晩年の昭和63年にもキーシンとこの曲をベルリン・フィルの管弦楽で再録音している。当盤はそれに先行するベルリン・フィルとの録音。その前にもカラヤンは、リヒテル(ウィーン響)とワイセンベルク(パリ管)とも録音している。
ピアノのことはよくわからないが、タッチが骨太だ。バックは、交響曲と同じ塩梅にガンガン出してくる。イエス・キリスト教会のような響きはカットされている。聴きやすいが、広がり感はない。
こういうレコードが380円なんて、信じられない世の中である。昨日、ユニオンにてカラヤンのレコードを4枚入手したので、少しずつ聴いていこう。