安全地帯の7枚目のアルバム『夢の都』が、このたびアナログ・レコードとして再発売されました。安全地帯・結成40周年特別企画として、今年8月に発表されて以来、ずっと楽しみにしていたのですが、ようやく発売日となりました。(11月3日発売)
実はこのところ、仕事が忙しかったこともあって、「予約」も何もしていない状況で発売日を迎えたのですが、amazonでチェックしたら、同時発売の『太陽』(8枚目のアルバム)の方だけ、なぜか売り切れの「在庫なし」表示。
こりゃまずい、ってんで、本日、タワーレコードまで出かけて、無事2枚とも入手することができました。びびりながら、事前に店舗の在庫を調べてから行きました。わが横浜店には、まだ在庫が数枚ありました。ああ、よかった。
これがそのレコード・ジャケットです。当たり前ですが、CDと同じアートワークです。当時の写真が、たぶん失われていたんでしょう、CDの写真を無理やり30センチに引き伸ばしたようなザラザラな解像度になっていました。しかたないですけど、レコード世代(末期)の僕としては、ちょっと「惜しい!」と思ってしまいました。ただ、帯が付いていたのは、80年代っぽくて良かったです。
裏面です。こちらも、CD版に準拠してますね。
こちらは歌詞カードの表紙です。これもCD準拠です。
歌詞カード。歌詞の活字も、CDのものと同様のワープロ印字を版下にしたものです。こういうのは、嬉しいですね。
レコード・プレーヤーに載せてみました。「重量級」とまではいきませんが、80年代末ごろの「ペナペナ」のレコード盤に比べると、とても重く、持っていて変な歪曲も起きません。素晴らしいです!
ユニバーサル・ミュージックからの発売ですが、レーベル面には「kitty」のロゴ・マークが印字されていました。版権の問題とか、いろいろあるんでしょうか。いずれにしても、懐かしいロゴ。2022年に新品の「kittyレコード」に出会えるとは、ゆめにも思いませんでしたよ。
さあ、いよいよ音を味わいます。けっこうドキドキしますね。
音の良さに感動です! なんといっても奥行き感がすごい。《情熱》におけるスネアドラムのサウンドが、こんなに弾けていて明るかったとは! そして、ベースの「うねり」がものすごい。最強のリズム・セクションです。同時に、90年代初頭のCDは音が平面的だった…ということを再認識しました。レコードと比較できて、ほんとに興味は尽きません。
故障知らずの私のレコード・プレーヤー。数か月前に針も交換したばかりです。大袈裟でなく、今まで生きてきて本当に良かったです。神様、ありがとうございます。
もう一枚、『太陽』のレコードも手元にあり、いまジャケットを眺めながらこれを綴っているところです。
逸る気持ちを抑え、明日の日曜日、じっくりと味わいたいと思います。









