
チャック・マンジョーネ/
フィール・ソー・グッド
(1978,A&M)
レコファンにて、前回は在庫がなくて買えなかったアルバムをゲット。チャック・マンジョーネ『フィール・ソー・グッド』だ。
ほんとに買ってよかった。しかも、超お買い得盤だった。
1曲目の《フィール・ソー・グッド》は、ベスト盤のショート・ヴァージョンと異なり、冒頭にフリューゲルホーン、そして曲中にサックスとギターのソロがフィーチャーされていて、めちゃめちゃカッコいい。
やっぱり、「名曲」と言われている曲は、オリジナル・アルバムで聴かねば真の魅力が半減する…ということを悟った。時間がある限り何度も何度も聴いてしまう。それに、レコード盤は、(僕の聴取環境だと)CDと違ってキツい音がしないのが良い。真っ当なオーディオ機器を導入して、自分好みに追い込めば、CDでも良い音で聴けるのは分かっているのだけれども。
我が家の小学3年の息子は、レコード盤を当たり前のメディアと思っている。しかし、世間的にはそうではない。多少、アナログ復活の兆しが確かなものに変異してきてはいるようではあるが、再び一般的な音楽媒体となるようなことはないであろう。「だからこそ」の趣味…ということもある。実際問題、「安全地帯」がLPで新譜を出したとしても、僕はCDを買っちゃうと思う。LP盤は旧譜=流通在庫で十分である。
