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チック・コリア・エレクトリック・バンド/
ビニース・ザ・マスク 
Beneath the Mask
Chick Corea Elektric Band
(1991,GRP)
 

 
それまでサザンオールスターズなどの日本のロックや歌謡曲を好んで聴き、コピー演奏して愉しんでいたハイティーンの若造にとって、デイヴ・ウェックルとの邂逅はまさに衝撃的だった。
 
ウェックルのソロ・アルバムは、リアルタイムで4枚目くらいまでは揃えた。同時によく聴いていたのが、チック・コリア・エレクトリック・バンドだ。『ビニース・ザ・マスク』は、このバンドの最後のアルバム。
 
こういうのを聴き出して、日本のロックバンドに全く興味を持てなくなった。そればかりか、歌謡曲調の日本のフージョン・グループにも興味を失った。
 
もっとも、現在は、ノスタルジーという意味でそういった日本の音楽にもよく接しているのであるが。
 
デイヴ・ウェックルの教則ビデオは、僕にレギュラーグリップでの奏法を教えてくれた。そればかりか、「イスの高さ」や「ペダルの緩さ」などについても、僕はウェックルのビデオに、相当な影響を受けている。
 
折りしも、チック・コリア・エレクトリック・バンドが、あのオリジナル5人メンバーで再結成され、昨日まで東京ブルーノートでライヴをやっていたそうな。
 
行きたかったなー。