
モーツァルト:
交響曲第40番ト短調K.550
交響曲第41番ハ長調K.551《ジュピター》
交響曲第40番ト短調K.550
交響曲第41番ハ長調K.551《ジュピター》
ラファエル・クーベリック 指揮
バイエルン放送交響楽団
(1980,CBS SONY)
6月1日(水)~2日(木)まで、南信州に出張。往復とも初めて高速バスを利用した。運賃は片道で4,000円ほど。
出発地の横浜駅東口バスターミナルは「そごう」の南側にあった。中央口からポルタ方面に下り、「そごう」の正面玄関(地下)の脇にある階段を上ると、「A」「B」「C」…とプラットホームが派手に色分けされていた。柱に掲げられた案内図を見て、そのうちの「C」エリアの階段を上って地上に出る。プラットホームを歩き、東端にある乗り場にたどり着いた。僕が乗る予定の高速バスは、ここから出発する。
乗ってみるまで分らなかったが、横浜から「中央道」へ乗るまでのルートが、一見ヘンテコリンだったので記しておきたい。
横浜駅東口―「首都高・東神奈川入口」―「金港JCT」―「第三京浜・三ツ沢入口」―「玉川IC」―環状8号線―高井戸一丁目―国道20号線―「中央道・調布IC」……。
自家用車なら、保土ヶ谷バイパスで東名高速、海老名JCTから圏央道で北上し、高尾山近辺で中央道にアクセスするのが定石のように思える。実際、貸切バスで同所へ行ったときも、そのルートであった。
しかし、帰宅してから冷静に地図を見直したら、この「第三京浜経由」のルートは思ったよりも「合理的」であることが分った。たしかに、高速料金が高額になることを考えたら、このルートは最良の答えかもしれない。

ところで、今回の出張には、音楽を聴けるマシーンを何も持っていかなかった。荷物が重くなるのを避けたためだが、案の定、音楽が恋しくなってしまった。
バスを待っている間とか、食事後の休憩時間とかのちょっとしたロス時間は、読書で時間をつぶすことにした。西田書店で見つけた伊原弘・著『蘇州―水生都市の過去と現在』 (講談社現代新書)を持っていったのであるが、この本は、僕の興味を十分に満たしてくれた。
で、当CDの話。
帰ってきて初めに聴いたのが、モーツァルトの40番とジュピターだ。クーベリック&バイエルン放送響の演奏は、田舎帰りの私には最高に心地よい。
同じ所に、また8月に行くことになっている。そのときは、何か音楽の聴ける機械を持っていこうと思う。