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AKG K550 (ケース入り)

 
 
1.AKGヘッドホン 過去の所有歴 
  (1) K501
  (2) K240 Studio
 
2.これまでのリスニング環境
  (1) ヘッドホン AKG K272HD
  (2) CDレシーバー YAMAHA CRX-140
 
3.今日からのリスニング環境
  (1) ヘッドホン AKG K550
  (2) DVDプレーヤー Pioneer DV-310
  (3) デジタルミキサー Fostex VM04
 
 
・K550の装着感はすこぶるよろしい。重さは気にならない。
(K272HDはヘッドバンドが短く、少々キツ目の装着感であった)
 
・K550のイヤーパッドは柔らかく、耳周辺の凹凸に合わせてピッタリ吸い付く。
(K272HDはベロア調パッドであったが、私には植毛がチクチクして痛かった)
 
・開封後、すぐにK550をCDレシーバーのYAMAHA CRX-140のヘッドホン端子に繋いで聴いてみた。ヨドバシと同程度の劣悪環境と予想されたが、そのとおりであった。ラジカセ・レベルのヘッドホン端子では無理なのは分かっていた。K501のときに経験済みである。やたらと音が上ずって、低音がまったく出ない。音像も遠くて、なにやらモヤモヤする。音の輪郭がないのだ。いわば、最低の音である。K272HDのときも同じ感想ではあったが、まだ「まし」だったので、我慢して聞いていた。しかし、今度のK550の音ではとても「我慢」はできない。
 
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YAMAHA CRX-140
 
思うに、K550のレビューによくある悪評(低音が出ない…云々)は、このような環境で聞いた「早とちり」の記事なのだろう。「早とちり」なのだから気にしなければいい。それなのにこうしたネット上のレビュー記事を鵜呑みにする御仁が少なからずいらっしゃるようで、それはちょっと残念である。自分で聴いてみればいいのに。「案ずるより生むが安し」。
 
さて、こっちは多額の勉強代を払った熟達したオーディオ・マニアである(うそ)。レビューに振り回されず信じた道を歩もう。
 
さっそく引越しで余剰となっていたPioneer DV-310(DVDプレーヤー)を引っ張り出してきた。これをCDプレーヤーとして使うのである。音の良さ(=私の好みに近い)は何年も前から確認済みのマシンである。
 
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Pioneer DV-310
 
でもコイツにはヘッドホン端子がない。ちゃんとしたオーディオ・アンプがあればヘッドホン端子が使えるが、生憎、引越しとリスニング環境整理のため、すべて売却してしまった。そこで、Fostexのデジタル・ミキサーにお出ましいただくことにした。これはよい機械で、2台持っている。1台はなぜか、妻に買ってもらった…。これだけは捨てられないマシーンなのだ。
 
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Fostex VM04
 
このデジタル・ミキサーは3万円くらいしかしないのに、音がよくて高機能。こちらもヘッドホン端子の実力は長年の使用で確認済みだ。DV-310からの入力を2つのチャンネルに割り振って、すべてのエフェクトをOFF。フェーダーでヘッドホン・ボリュームを調整して使うのは、意外にも機能的だ。