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AKG K550
 

 
今年の4月ぐらいにヨドバシカメラで試聴して、音の傾向にすっかり惚れ込んだAKG K550であったが、そのときは在庫切れで入荷が未定ということで、しかたなくK272HDを購入したという経緯がある。
 
密閉型を求めたのは、リスニング環境の変化による。外の音をすっかり遮断して微細な音を聞き逃さずに楽しむには密閉型がいい。
 
AKGの密閉型というと上記2機種ぐらいしかない。AKGにしてもゼンハイザーにしても、主力商品は開放型である。
 
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AKG K272HD
 
 
そういうわけで、K550がないなら…ということで次候補のK272HDにしたのだったが、音の傾向には大満足していたし、いままで大過なく僕の音楽鑑賞をサポートしてくれていた。
 
しかし、先日、ヨドバシカメラに寄ったときに再会してしまったのである。ヨドバシの試聴環境はすこぶる悪い。だから、音質傾向を脳内で補正して試し聴きしなくてはならない。
 
それでも、再会した憧れのK550は僕の好みの方向で音楽を奏でていたのである。
 
2日間ぐらい売り場に通い、いよいよ決心してK550の「商品カード」をレジに持っていった。
 
そしたら、なんと店側のちょっとした手違いで実は「在庫切れ」なのだという…。
 
おいおい、また? 
 
しかし、明日には入るという。
 
「えーっ?」 「本当は3ヶ月も待たせるんじゃないの?」(ゲスニックマガジンの西条風に)
 
と何度も確認したが、間違いないというので、とうとう信じて発注したのだった。僕は最終的には孟子の性善説を採るのだ。
 
翌日…。
 
果たして、憧れのAKG K550は私のものとなった
 
(つづく)