人は見た目が9割だったかな?
これは、とっても正しいことですが、
人は、オーラが10割。
これも、とっても正しいことです。
先日、僕がゴミ捨てをしていると、
路上を歩いてきたサラリーマンがたばこに火を付けた。
僕は、少しにらみ調子で「歩きたばこすんなよ」とつぶやいた。
すると、僕の方へ寄ってきて、黙ってたばこを吹かしている。
「なんだ?」と聞くと、「歩きたばこがいけないって言うんで、止まってすってる」だと。
この話は、まえにもちらっと書いたけど、
そのときの僕の格好は、ダウンジャケットに綿パン、
自転車通勤用のリュックを背負っていて、やっていることはゴミ捨て。
資源ゴミの日だったので、ちょうど、カンとかビンの入れるケースの組み立て中だった。
きっと、その男は、そんな僕の姿を見て、
「たいしたことないヤツ」だと判断したのだとおもう。
もしも、僕がスーツ姿で、中に着ているシャツが、
黒か花柄で、リュックを背負ってなかったら・・・
または、車に乗っていたら。(前にも書いたけど、僕は真っ赤なポルシェに乗ってる)
きっと、目の前でたばこをふかすなんてことをしなかったんじゃないだろうか?
と、思う。
そう思うと、人は見た目が重要だ。
ヤクザ屋さんなんかでも、見た目が怖いし、
入れ墨なんかが見えちゃった日には、めちゃ怖い。
そこに黒塗りのベンツやベントレーだったら・・・
どんなに笑顔でも、優しい言葉でも、おそろしいだろうなぁ。
昔々、僕が20歳ころのことだけど、
僕は、女の人が接客するクラブでウエイターをやっていたんだ。
そのときに来るお客さんのほとんどは、
ヤクザかパチンコ屋の経営者。
お客さんの8割は、どちらかだった。
その中で、地元のヤクザが良く来ていたんだけど、
親分以外は、全員スーツで、強面。
でも、親分は、普通の普段着で、セーターとかポロシャツ。
そして、いつもニコニコしていたんだ。
もちろん、僕たちには何の危害もなく、怖いこともない。
基本的に、堅気の人間を怖がらせたり、手を出しすのは、
ヤクザ社会では、御法度らしいのだ。
しかし、ある日、別の組の組員がお客で入ってきた時、
その組員は、格上の親分がいるにもかかわらず挨拶をしなかった。
すると、組長は、その別の組の組員の胸ぐらをつかんで、外に引っ張り出した。
・・・
もちろん、追いかけて外に出て行くわけにはいかない。
でも、扉の向こうで、バコッと音がして、怒鳴り声が聞こえた。
・・・
何か起きたのは確実。
その後、親分が、ニコニコ顔で店に戻ってきて、
外に連れ出されたヤクザは戻ってこなくて、
連れのヤクザが外に出たっきり、二人とも戻ってこなかった。
翌日、明るいところで店の外階段を見ると、
血がポタポタとたれていた。
どうやら、店を出た瞬間に、
親分が、頭突きで相手の鼻を強打したらしいというのを聞いた。
そのとき僕が学んだこと。
それは、人を見かけで判断すると、恐ろしい。ってこと。
オーラやエネルギーは、自分で大きく出したり、小さくしたり変更できる。
なので、大物は、どうでもいいときは小さくしているのかもしれない。
見た目も、軟弱そう、オーラも小さくしていたら、
なめたまねをしてしまうのでも仕方がないかもしれないなぁ。
でも、見た目を整えて、オーラを放っていけば、
それは、ちゃんと人に影響を与えると言うことが分かる。
若いときは、僕も、見た目を気にしたり、
外にいるときや、街を歩いているときは、
常にオーラ全開という感じだった。
けど、年を取ってきたら、
やはり、先に書いたヤクザの親分のように、
見た目も表情も穏やかで、必要のないときはオーラは小さくいたい。
そんな風に思えてきているんだ。
でも、いざとなったら、一瞬にしてエネルギー全開が出来るようになっておきたいものだ。