MR2 SW20 エンジン降ろし いい加減なディーラー整備
どうも！
モータースです。
あっという間に１２月。
早いですね～、もうちょっとで今年も終わりですよ！
何だかんだで毎日忙しくしています。
栃木から入庫のオレンジマイカメタリックのMR2は
今まで車検整備はトヨタディーラーで行っていました。
今回オイル漏れ等があるのでうちに入庫して
エンジンを降ろして整備していきます。
黄色のMR2は本日入庫でオルタネーターを交換していきます。
オレンジマイカのMR2はエンジンが降りています。
平成３０年にオイル漏れ修理と車検で
トヨタディーラーでオイルポンプASSYや
ヘッドカバーガスケット諸々３０万円かけて
修理しています。
次回車検の令和２年にはタイミングベルト、ウォーターポンプ交換やらで
車検込み３３万掛けています。
どうしてオイルポンプASSY交換した時に
タイミングベルト関係も一緒に交換しなかったのか謎です。
何度も同じ作業をして工賃を掛けるのは
オーナー様の余計な負担になります。
１度で済ませてしまうのが良いと思うのですが
皆さんはどう思われますか？
しかもオイル漏れが直っていなくて
今回うちでエンジンを降ろして作業です。
細かいところを見ていくとまあ、いい加減です。
ブローバイのホースも何か変だと思いませんか？
本当はこうです。
ヘッドカバーも周りのガスケットは新品交換して
内側プラグホールのガスケットは再使用して
液状ガスケットが塗りたくってあります。
片側は新品、もう片方は再使用で液ガス使用・・・
これは整備としては恥ずかしいレベルです。
液ガスがはみ出して上下の長方形の部分は
ガスケットの一部なのでカチカチに劣化しています。
これもまたやり直しです。
オイルパンも一度外していますが
作業がまぁ、汚い。
しかも５本のボルトがしっかり締まっていませんでした。
これも最初からやり直しです。
特にこの２本は緩々。
仮止めでそのまま締め忘れ？
エンジンを降ろす時にも
簡単にはいかず、マフラーのボルトは
錆で一体化しています。
ボルトの頭は本来１４ｍｍ。
錆で劣化したボルトの頭は１１．５ｍｍ位？
ボルトはリューターで頭を飛ばしてしまいますが
下側は楽ですが上側はスペースが無くて苦戦します。
フランジの合わせ面もしっかり錆を落とさないと
排気漏れします。
それと冷却水のドレン部分を見ると
綺麗にした形跡がありません。
ガスケット側は綺麗なのにパイプ側にガスケットが
付いていると言う事は掃除もしないでそのまま締め付けたと言う事。
こんな事は整備の専門学校で最初に教えられます。
”きちんとオイルストーンで綺麗にしてから
付けろよ～、じゃないと漏れるよ”って
先生から教わるはずです。
こんなところもボルトを入れる方向が逆です。
本来はこう。
まぁ、付いてりゃ良いんですけどね。
私は気持ち悪いんで直します。
それに作業性が悪いんでこうしておきます。
シフトのコントロールレバーからオイル漏れです。
これも見て見ぬ振りは出来ません。
ブーツも切れています。
レバーを外してシールとブーツを交換します。
ここのシールを交換します。
新品が右。
左は内面の溝がつぶれているので
オイル漏れしたようです。
部品交換して付属部品は全て洗浄していきます。
汚いままだと本当に交換したのか怪しまれてしまいますよ。
可動部分は全てグリス等給油します。
とりあえずはこんなところで
週明けは黄色のMR2を作業していきます。
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