MR2 SW20 生産中止の部品 | 自動車修理屋の日記

MR2 SW20 生産中止の部品

どうも!

 

モータースです。

 

 

 

お盆終盤に入庫した青紫色のMR2.

 

常連さんなので車の状態もほぼ把握しています。

 

今回は消耗品の交換と

 

Tバーの雨漏りがありましたが

 

部品の出ない部分もあるので

 

外して漏れてきそうな部分のシーリングで

 

様子を見るようになります。

 

 

 

 

 

 

 

連絡が取れなかった黄色MR2も

 

無事連絡が取れて

 

車検も更新してきました。

 

 

 

 

 

 

このMR2は50万キロ以上走行していて

 

5年前位?に大掛かりな整備をしているようです。

 

そうは言っても走れば消耗する部分もありますし

 

ソコソコ整備する箇所もありました。

 

 

 

消耗品のベルト。

 

ここ迄山が摩耗して尖がってしまいます。

 

左が付いていたベルトで右は新品。

 

 

 

 

 

抜いたLLCはこんな白い何かが沈殿していました。

 

水で全部冷却系統を洗います。

 

 

 

 

 

Oリングも必ず交換します。

 

1個はドレンプラグを外したらプッツリ切れました。

 

 

 

 

 

 

リヤのキャリパーです。

 

錆が出ています。

 

 

 

 

 

 

磨きを入れます。

 

 

 

 

 

かなり固着していて

 

表面にも傷が入っているようです。

 

深いようだと交換するしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

磨きだけで何とかなりました。

 

 

 

 

 

ブレーキマスターOH

 

 

 

 

 

タンク内部も汚れが残らないようにキッチリ洗浄します。

 

 

 

 

 

 

シフトリンケージブッシュの摩耗。

 

元は丸なのに楕円形になっています。

 

 

 

 

 

スフェリカルベアリングを入れます。

 

ドリルで穴をあけた後ねじ山を切り

 

イモネジで固定します。

 

 

 

 

 

大分お疲れ様のクラッチペダルパッド。

 

 

 

 

 

クラッチホースも交換。

 

 

 

 

 

 

メインシャフトロアダストシールは欠損。

 

 

 

 

 

 

新品に交換。

 

 

 

 

 

リヤのハブベアリングがガッタガタでしたので

 

交換します。

 

 

 

 

 

 

 

取り外したリヤアクスル。

 

 

 

 

 

ハブをプレスで抜きます。

 

 

 

 

 

ハブにはインナーレースが付いているので

 

これを外していきます。

 

 

 

 

 

サンダーで切れ目を作り

 

バーナーで炙って叩き外します。

 

 

 

 

 

新品ベアリングをプレスで入れていきます。

 

 

 

 

 

 

今回の一番のメインイベントは

 

右側のパワーウインドの故障。

 

動かすと何時壊れるか非常に危険な状態です。

 

取りあえずばらします。

 

 

 

 

 

 

ドアメールスタビライザー。

 

これも生産中止です。

 

北米には在庫があるようですが

 

日本では数百円で買えるものが(無いけどね)

 

輸入代行業者に見積もりを取ったら

 

手数料やら何やらで1万円以上になってしまいます。

 

そんな物に(失礼?)1万も出せないので

 

以前は無いものは作ったりしましたが

 

今回は他の方法で。。

 

 

 

 

 

 

レギュレーターのレールがひん曲がっています。

 

 

 

 

 

 

歪んでますねぇ。。

 

 

 

 

割れちゃってます。

 

 

 

 

 

 

それだけなら何てことないんですけど

 

赤丸部分が金属疲労でブッチギレています。

 

 

 

 

 

 

こうなったら修理なんて出来ないですよね~

 

そう、ASSY交換です!

 

右側のレギュレーターは・・・

 

 

 

生産終了!チーン

 

 

 

リンダ困っちゃう~~~

 古っ!

 

 

 

左側はまだ部品が出るんですけど

 

どうしたもんですかねぇ。。

 

ヤフオクを探しても

 

右のレギュレーターは全くなしで左側ばかり。

 

中古の手動式のレギュレーターがありましたが

 

2万円ムキー

 

まぁ、パワーウインドと手動式では合いませんけどね。

 

 

 

もうこうなったら助手席側の新品部品を

 

ズッタズタのケチョンケチョンに分解して

 

運転席側レギュレーターに合体させます。

 

 

 

 

 

 

サンダーで削って

 

モーターマウントを外します。

 

 

 

 

 

 

新品のレギュレーターも

 

サンダーでぶった切ります。

 

もう後戻りできません!

 

 

 

 

 

 

 

マウント部分を外しました。

 

 

 

 

 

左はぶっ壊れた運転席側モーターマウント。

 

右は新品助手席側マウント。

 

無理やり外した新品マウントを

 

運転席側レギュレーターに溶接していきます。

 

他にも右と左で微妙に違うので

 

いろいろ組み替えながらレギュレーターを作っていきます。

 

 

 

 

 

 

取りあえずは今日の所はここまでで

 

明日以降に溶接作業していきます。

 

何とか先が見えて

 

 

 

何だかイケそうな気がする~♪

 

 

 

 

あると思います❕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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