高千穂を訪問した翌日は、神社などと高千穂峡を見学しましたが、あいにくの雨、それも時々、すごい勢いで降るという悪天候でした

 

土砂降りの時はしばらく待つことになったため、予定を変更し、訪問場所を限定しました

 

そんな中でも必ず参拝しなければということで訪問したのが、天岩戸神社です

 

天岩戸神社は、西本宮、東本宮、天安河原という3ケ所から構成されています

 

まず東本宮に向かいました

 

西本宮の駐車場は有料なのに対して、東本宮の駐車場は無料なので、3ケ所全て歩いて廻る場合は、東本宮に車を停めるのがお薦めです

 

東本宮は参拝者も少なく、こんもりとした森の中で神聖な雰囲気に包まれています

天岩戸から出た天照大神が最初に鎮座された地と伝わります

 

 

鳥居の注連縄は、前回のブログでも触れたように、七・五・三本になっています

 

まっすぐの石段が鬱蒼とした山の中に続きます

 

頂上にまた鳥居があり、その先に社殿と神楽殿があります

 

夜神楽には、こちらの神楽殿でも神楽が奉納されるようです

 

 

次に西本宮に向かいます

 

西本宮は岩戸川の渓谷沿いに建てられているので、川の激流の音が常に響き渡っています

 

 

強い雨が降った後で、参道が少し霞んで見えます

 

急峻な渓谷のはるか下を流れる岩戸川を覗き込むと、激流がかすかに見えます

 

天岩戸と伝えられている場所は、この川の対岸にあります

 

拝殿で参拝します

この奥の川の対岸に、天岩戸があります

天岩戸そのものがご神体ということで、ここでは本殿がなく、拝殿だけだそうです

 

横には神楽殿があり、ビデオで夜神楽の様子が放映されています

 

昨晩見た夜神楽と同じ設え、装飾がされています

 

ここから岩戸川に沿って約10分ほど遊歩道を歩いていくと、天安河原(あまのやすかわら)に行くことができます

 

雨のせいで川は増水して、激流になっています

こちらは太鼓橋 パワースポットのひとつです

 

 

そして辿り着いたのが天安河原(あまのやすかわら)

洞窟がぽっかり空いていて、その奥に鳥居、祠が祀られています

神話では、天岩戸に天照大神がお隠れになった時に、困った八百万の神々が話し合いをした場所とされています

 

ここでも七五三の注連縄

 

周辺は賽の河原として石が積み上げられています

神秘的な空間です

まさにパワースポット

 

 

自然が創った特異な景観があって、豊富な水がある場所だからこそ、ここが神話の里になったのだと納得しました

 

休憩で寄った「あまてらすの隠れカフェ」(神話にちなんだ店名がオシャレ)のテラスで、「かまいり茶あずきミックス」というソフトクリームを頂きました

 

 

かまいり茶というのは、「釜炒り茶」と書き、九州の奥地のみで作られている幻のお茶で、茶葉を蒸す代わりに釜で炒るという特別な製法なんだそうです

 

そんな幻のお茶で作られたソフトクリームは、お茶の香ばしい香りがほんのりして美味しかったです