高崎というと、ダルマが有名ですね

 

その発祥のお寺が、少林山 達磨寺なんだそうです

 

前回ご紹介した「鼻高展望花の丘」から北へ1kmほどのごく近くにあります

 

小高い山の斜面に造られたお寺です

 

駐車場(無料)は、少し山を登ったところにあります

 

駐車場のすぐそばに、達磨堂がありますが、現在は改修工事中です

 

達磨堂の隣に霊符堂というお堂があり、ダルマさんが両脇にたくさんおられます

 

 

これらは、ダルマさんを購入された人から奉納されたものです。

願いがかなったかどうかは分かりませんが・・・

 

 

真ん中には、巨大なダルマが鎮座されています

 

 

こちらは観音堂

草が生えた茅葺の屋根が特徴的です

十一面観音が安置されていて、このお寺では最も古い建物だそうです

 

山の斜面に造られた大石段がありました。

 

いったん石段を下ります。

 

下ったところにあるのは、こちらの山門

 

 

黄檗宗のお寺なので、中国っぽい様式です

 

大石段を見上げると、こんな感じ

 

 

これを登ると、息が切れます

 

登ったところで境内を奥へ進むと、洗心亭という小さな建物があります

 

 

ここは、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが昭和初期に2年間滞在した家なんです

 

ブルーノ・タウトといえば、京都の桂離宮を観て絶賛したことでも知られる、日本文化を理解してくれた人

 

ここ達磨寺にも住んで、日本のことを深く知ることに繋がったんです

 

境内は、自然豊かでまさに森の中です。

 

珍しい花も咲いていました。

 

カルミアというそうです

 

 

最後にご紹介するのが、駐車場の裏側にひっそりとある、古墳です

 

少林山2号古墳というそうで、6世紀ころのものです

 

石を積んできれいに造られた円墳

なんとなく、ダルマさんを彷彿とさせる形です