浅間山は群馬県と長野県の県境にある火山です
活火山で最も活発に活動しているランクAは、13ありますが、浅間山はそのひとつです
今でもいつ大噴火を引き起こしても不思議でない火山です
1783年に天明大噴火を起こって、大災害となりました
その時に群馬県側に大規模な溶岩が流れ出してできたのが、鬼押出しです
世界三大奇勝として、ベスビオス山(イタリア)、マウナ・ケア山(アメリカ合衆国・ハワイ)と並んで鬼押出しを挙げることもあるそうです
ここを鬼押出し園としてオープンしたのが1951年
西武グループによる北軽井沢の観光開発の一環でした
入園すると、ゴツゴツした溶岩、そして浅間山がきれいにそびえています
頂上からは噴煙が立ちのぼっています
園内は、観光施設なのに、寛永寺別院として浅間山観音堂が建立されています(昭和33年(1958))
寛永寺とは、上野にある寛永寺、あの徳川家の菩提寺です
噴火罹災者の慰霊を目的にしています
寛永寺から移築された惣門
こんな風景が、手つかずの自然のまま残っているのが、不思議です
猿岩集団と呼ばれる奇岩群
溶岩の上に建てられている浅間山観音堂
こんな形の溶岩も
平日だったので観光客はまばらでしたが、そのほとんどは外国人でした(8割くらいか)
火山大国・日本の自然として、こういう光景を観てもらうのも、有益だなと感じました
休憩に、北軽井沢の牛乳で作ったブルーベリーヨーグルトを頂きました