秋祭りが始まっています。
岸和田だんじり祭は、以前から行って観たいと思っていたお祭のひとつですが、今回、行って来ました。
今年は、9月16日(土)が宵宮、17日(日)が本宮です。訪れたのは、9月16日(土)です。
初めて知ったのですが、お祭は岸和田駅を中心にした岸和田地区だけでなく、春木駅周辺の春木地区という2ケ所で開催されています。
まずは、南海線の岸和田駅へ。
岸和田だんじり祭を行う神社はひとつではないんです。
参加する町によって、氏神社が違っていて、岸城(きしき)神社、岸和田天神宮、弥栄神社(春木地区)の3つです。
岸城(きしき)神社へお参りしました。
町の喧騒とは打って変わってひっそりしています。
すぐ隣に岸和田城があるので、寄りました。
岸和田城は、江戸時代に岡部氏が13代に渡って藩主として統治したお城です。
天守閣内が博物館として見学できます。岡部家に伝わる宝物類が展示されています。
天守閣の展望台からは、大阪湾から六甲山を望めます。
「八陣(はちじん)の庭」という重森三玲作庭の庭園が目を惹きます。国指定名勝です。
いよいよ、らんかん橋から船津橋周辺でだんじりを見物。
交差点を全速で走って曲がる「やりまわし」が最大の見せ場です。
転んでしまい、救急車で運ばれた人も、見かけました。
だんじりを曳いているのは、若い人が中心です。
他の地域のお祭では、お神輿は高齢者も多く担いでいますが、だんじりは求められる体力、スピードのレベルが桁違い。
若者に支えられているお祭なんですね。
アーケードの駅前通商店街は凄い人混みです。
そこをだんじりが駆け抜けます。
午後に、春木地区にも行ってみました。南海線で春木駅まで2駅移動します。
春木地区は、岸和田地区に比べると、規模は小さめですが、より近くで迫力あるだんじりを見ることが出来ました。
この日はあまりに暑いので、おやつにみかさやの「くるみかき氷」(泉州名物のくるみ餅が隠れたかき氷)を頂きました。
くるみ餅って、クルミが使われているのかと思ったら、違うんです。
うぐいす色の餡で餅を「くるんで」いることから名付けられたそうです。
岸和田みやげに、だんぢり屋の「だんぢりまんじゅう」、岸和田風月堂の村雨「玉時雨」を買って帰りました。