8月13日は深川八幡祭り各町神輿連合渡御が執り行われました。

 

深川八幡祭りは、富岡八幡宮のお祭です。

 

お祭の起源としては、江戸時代初期の寛永19年(1642)に将軍家光の長男(のちの家綱)が誕生したことのお祝い、成長祈願として行われたのが始まりとされています。

 

そういう意味では、神事としての祭礼とは、趣がちょっと異なるようです。

 

深川という土地が江戸時代に大きく繫栄したこともあって、お祭の山車と神輿が大規模で勢いのあるものになったことで、日枝神社の山王祭、神田神社の神田祭りと並んで江戸三大祭りのひとつになりました。

 

「わっしょい、わっしょい」の掛け声で担がれる御神輿には、沿道の人達から清めの水が威勢よく浴びせられることが特徴で、「水かけまつり」とも呼ばれます。

 

各町神輿連合渡御は毎年行われる訳ではなく3年に1度の本祭りに行われます。

 

コロナで神輿が中止されていたこともあって、今年は6年ぶりの開催です。

 

13日の連合渡御では、全部で50基以上の御神輿が連なって担がれます。

 

コースは、富岡八幡宮を東へ出発して木場公園をぐるっと回って北上し、西に転じて清澄庭園横を通って隅田川へ、新川まで巡ったら隅田川の永代橋経由で富岡八幡宮に戻ります。

 

午前中は、清澄庭園から深川資料館通りの渡御を見物しました。

 

深川資料館通りは比較的狭いので、間近で御神輿を観ることができます。

 

 

 

 

この辺りでは水掛けも小規模です。

 

でも激しい水掛けも・・・

 

水しぶきが飛び散り、気持ちよさそう。

 

午後は、富岡八幡宮近くの永代通りへ移動しました。永代橋を渡って富岡八幡宮までの一直線が最後のクライマックスです。

 

ここは広い通りなので、少し離れての見物になります。富岡八幡宮から少し外れると、観客も少な目になるので、最前列から観ることも可能でした。

 

水掛けは大規模になります。

 

 

 

途中でスコールのような雨もありましたが、おおむね晴れて暑い一日になりました。

 

「水かけまつり」を堪能させてもらいました。