ソメイヨシノが満開のピークを過ぎて散り始めています。

 

松戸市から流山市にかけて、桜のきれいな3つのお寺を車で巡ってみました。

 

まずは東漸寺(とうぜんじ)へ。

 

ここは540年の歴史のある浄土宗の寺院です。

江戸時代初期に関東十八檀林の1つ、つまり浄土宗のお坊さんの学校の位置づけにされて、明治になると明治天皇によって勅願所(皇室の繁栄を祈願する所)に指定されるという由緒あるお寺なんですね。

 

幼稚園が併設されていて、境内は親子連れの憩いの場にもなっています。

 

参道には、桜だけでなく山吹の花も見頃で若葉が色づき、春めいていました。

 

山吹の株元には、幼稚園児を意識してか、かわいいお地蔵さんがいらっしゃいます。

 

 

桜(ソメイヨシノ)の花びらは散り始めていて、地面は淡いピンク色に染まっていました。

 

 

境内の一番奥、お墓の横を通り過ぎたところに、運動場になっている広場があって、そこに桜が周囲を囲むように植えられ、満開でした。

 

 

樹齢340年のしだれ桜は、既に見頃を過ぎて、ほぼ散っていました。

 

本堂の前に立派な松が植えられています。「鶴亀の松」と呼ばれているようで、樹齢300年以上とか。

 

 

次に向かったのは、本土寺

 

ここは、あじさい、花しょうぶ、紅葉などの名所で観光的にも有名なお寺です。以前にあじさい、花しょうぶを見に来たことがあります。

 

日蓮宗の歴史あるお寺で、境内も広いです。

 

参道の桜並木がきれいです。風が吹くと桜吹雪が舞っていました。

 

境内には、しだれ桜も咲いていて、まだ見頃でした。

 

五重塔をバックに、桜が映えます。

 

 

 

境内の地面は、桜の花びらでピンクに染まります。今しか見られない貴重な光景です。


 

 

最後に行ったのは、流山市にある清瀧院。松戸市ではありませんが、距離的には本土寺のそばです。

 

ここは関東花の百ヶ寺のひとつで、樹齢400年のしだれ桜が有名です。

 

残念ながらしだれ桜は既に花びらがほぼ散っていました。

 

でも立派なソメイヨシノがその横にあり、こちらは満開で見頃でした。

 

 

ソメイヨシノですが、枝ぶりが瀧が流れるように見えます。

 

週末の4月2日に『瀧桜まつり』を行うそうです。しだれ桜が終わっていて、ちょっと残念ですね。

 

最後に、清瀧院のすぐそばの道で、菜の花と桜のコラボがとてもきれいなところを偶然発見しました。

おまけにどうぞ。