雲巌寺は、栃木県大田原市の山奥にひっそりと佇む禅寺です。

 

茨城県との県境がすぐという奥まった場所になります。

 

以前に茨城県に車中泊ドライブした折には、夜中に星を観にこの近くまで来ていました。

 

「道の駅 那須与一の郷」で泊まって朝一番に参拝しましたが、参拝者は他に誰もおらず静まりかえっていました。

 

雲巌寺は、松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄ったお寺でもあります。境内には芭蕉の歌碑があります。

 

最近この雲巌寺に注目が当たったのは、JR東日本の「大人の休日倶楽部」のCMで取り上げられたからです。

 

吉永小百合が雲巌寺で撮影したCMが2018年に流れたことで、多くの観光客が来るようになったそうです。

 

CMはこちらになります。

 

寺の前を川が流れていて、そこに架かる朱色の反り橋の先に長い石段が登っていきます。

 

登り切ったところに古びた2層建ての山門が堂々とあります。

 

 

 

周りは、鬱蒼とした木々に囲まれています。

 

太田市の天然記念物に指定されている杉の木がそびえています。樹齢550年だそうです。

 

 

山門は大田原市指定有形文化財で江戸時代の建築です。

 

仏殿は築300年以上です。