松尾大社には何度も足を運んでいます
春から初夏だと、山吹の咲くころに参拝したことがありますが、今回はもう少し遅くて、サツキが見頃の時期です
(訪問した日は5月19日です)
鳥居に吊るされている榊(さかき)は「脇勧請」と呼ばれていて、松尾大社独特のものです
通常は12個吊るされていますが、今年2024年は閏年なので、13個なんだそうです
まずは本殿にお参りします
「松尾造」と呼ばれる独特の形の本殿です
庭園や神像館を観る拝観は有料になります
個々の庭園はいずれも昭和を代表する作庭家 重森三玲の設計です
曲水の庭
平安時代を思わせる雅な曲水の流れに、サツキの刈り込み、そして重森三玲らしい石組み
サツキが咲く時期は、華やかな庭に変化します
上古の庭
松尾大社の背後の山中にご神体の磐座がありますが、笹の中に配置された巨石は磐座を象徴しているそうです
通常の庭園とは、かなり趣きの異なる庭です
蓬莱の庭
蓬莱神仙の世界を、池と石組み、サツキの刈り込みで表現しています
重森三玲が設計しますが、完成前に亡くなり、息子さんが完成させた、親子合作の庭です
境内には、たくさんの風鈴が飾られていました
夏の期間は風鈴祈願がされています
願いを短冊に記し、風鈴の音色と共に祈りを松尾の大神様にお届けします