こんにちは

 

頑張らないで楽しむ!

 

ポンコツ整体師

の村上和男です。

 

先日のニュースで

 

長時間労働の31事業所で

「過労死ライン」超える

 

という記事をみました。

 

僕らの時代と変わらない

 

長い時間働いている人が

仕事への献身が高いと

評価されていた時代

 

有名企業に就職すれば

安定した将来が待っている

 

そう思われていた時代

 

仲間との人間関係

上司の人間性

 

という問題を抱えることも

現実だと思います。

 

 

※まだの方はこちらをお読みください

 

世界観『第28話 逃げるのも怖かった』

 

 

営業にも行きたくないない

営業に行くのも怖くて

行けなくなって来る自分がいた。

 

営業に行くふりをして

車の中で休んでいる毎日でした。

 

半年が経とうとする時

 

パワハラ上司に異動の話しが出ました。

 

というお話をしましたね。

 

僕は自分を少しずつであるが

取り戻す矢先であった。

 

タイミング悪く僕に昇格の話がでた。

 

僕は幹部には

今の状況ではと・・・お断りするも

 

「タイミングが必要、次のチャンスはいつ来るかわからない」

と言われ受けることにした。

 

今度の上司は

 

パワハラはなかったが

長時間勤務、監視と報告義務が酷かった。

ここは監獄かと錯覚するくらいだった。

 

 

長時間働いている人が

仕事への献身が高いと思っていた上司であった。

 

毎日、深夜12時過ぎまで会社にいて

休日返上し仕事をしていた。

 

僕は、昇格したおかげで

上からはプレッシャー

下からは突き上げの毎日

 

「なぜ、僕ばっかり」

というモヤモヤがぬぐえませんでした。

 

 

ある日

僕は、仕事中に病院へ行く途中

バックミラー越しに上司の車が見えた。

 

偶然ではない

以前にも何度か僕の後ろを走っていた。

間違いなく僕を尾行していたんです。

 

上司の人間性を疑い

人として尊敬できなく

不信感を抱くようになった。

 

もうこんな生活をやめようと

 

会社のために

家族を犠牲にして

 

会社のために

心も体もボロボロに

 

会社のために

人生まで狂わされてしまう

 

僕は数年前までは

憧れていた世界で

心配も不安もなかったのに

世界観『第25話 勢いの波に乗り加速していく』

 

 

自分が何のために

生きているのかも感じることができない

 

「僕は、ボロ雑巾のように」になって

 

捨てられていく

 

マンション8階ベランダで

一人立っている自分

 

変わり果てて行く自分が

怖くなりました。

 

パパ!パパ!

夜中なのに娘の声が・・・

 

ハッと!その時

 

僕は正気に戻り

震えがとまりませんでした。

 

僕には大切な家族がいる

守るべき家族が

 

そこには大きな大きな

愛するものが

あることも忘れていた。

 

心も体もボロボロだけど

ポンコツはポンコツなりに

 

やればいいって

それが僕だからと思うと

 

肩の力が抜けて心も穏やかに

なった気がした。

 

 

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第30話 どうせ僕は、ポンコツ』